DSPとは?メリット・デメリットも紹介

Webマーケティングに携わっている人は、「DSP」という単語を耳にしたことがあるのではないでしょうか?

しかし、意味がいまいちわからず、調べてこの記事にたどり着いたという人もいるのでは?

この記事では、「DSP」とは何なのか、メリット・デメリットについても解説します。

業界の基礎知識ともいわれる「DSP」を理解して、今後に役立ててください。

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DSPとは?

Demand-Side Platformの略語であり、Demand-Side=(広告を発注する側)といいます。広告主のプラットフォームを利用することで、広告効果を最大化・最適化できるツールです。

インターネットの普及により、情報収集や購買チャネルはWebが主流となっているため、Web上の関連性のあるユーザーに対して、広告主側が広告をいかに展開していくかが、マーケティング成功のカギとなります。

人が、その作業を行うには時間も労力もかかるため、システム化したものが「DSP」です。

SSPと連携する

「DSP」と「SSP」は連携して動きます。

SSP」とはSupply-Side Platformの略語であり、Supply-Side=(広告の受注側)、つまりは、広告枠を持つメディア側のプラットフォームを利用することで、広告枠単価を最大化できます。

カンタンに言うと、Webサイトに訪問したユーザー情報を「SSP」が取得し、「DSP」に送ることで、「DSP」が広告を最適化して送信、といった流れとなります。

SSPの仕組みや関係性を把握することで、マーケティングの流れが理解できます。

ユーザー情報に基づいた動画を表示

ユーザーのCookie情報をもとにして、自社の商品やサービスに興味があるユーザーに広告を表示できます。

Cookie情報とはユーザーの性別や年齢、嗜好、検索履歴などです。

また、過去の購入履歴や資料請求の履歴のあるユーザーと似た行動をとる潜在的なユーザーにも、アプローチすることもできます。

DSP運営企業が複数ある

DSP運営企業は複数あります。

自社の商品やサービスに適したものを選ぶようにしましょう。

なぜなら、DSP運営企業と提携しているSSPにしか配信できないからです。

例えば、Amazonが保有するデータを用いて、ターゲティングが可能なAmazon DSPなど、他にも多数のDSP運営企業がありますので、各社の詳細をリサーチして無駄にならないように注意しましょう。


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DSPのメリット

実際にDSPを利用するメリットは、どういったものがあるのかをまとめました。

ターゲットを細かく絞れる

先述したように、ユーザーの様々な情報をもとに、マッチ度が高いユーザーに訴求してくれるという機能を持ちます。

まったく興味のない人に広告を出すのではなく、少しでも興味を持ったことがある人に広告を出すわけですから、費用対効果の最大化といえますね。

様々なサイトに配信できる

広告媒体となるWebサイトを不特定多数集計し、グループ化してくれるため、大きな手間をかけることなく複数のサイトに配信できる点も魅力の一つです。

データ分析をしてくれる

「DSP」を活用する中で「SSP」と、もう一つ知っておいてほしい「DMP」というものがあります。

「DMP」とは、Data Management Platformの略語であり、Data Management=(データの管理・収集)を指します。その名の通り、Web上にあるユーザーを統合・管理できる為、効率的なデータ活用ができます。

具体的には、

  • Webサイトの閲覧・行動履歴
  • 検索ワード
  • 購買履歴
  • 性別・年齢などの情報
  • 趣味・嗜好

収集元は、ユーザーのCookie情報です。

さまざまなデータを集計・統合し、セグメントしたあとDSPやSSPに送信します。

広告費が安い

複数あるDSP運営企業によりますが、広告費を比較的安く抑えられます。

費用の目安は、なにかアクションがあると発生するシステムの企業が大半です。

例えば、広告を表示をして1クリックされたら何十円~何百円程度発生するといったものです。


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DSPのデメリット

では逆に、DSPのデメリットはどういったものがあるでしょうか?

配信されるサイトがわからない

メリットとして、「様々なサイトに配信できる」と書きましたが、これは紙一重でデメリットにもなりえます。

それが、「配信されるサイトがわからない」というもの。

不特定多数のサイトを集計してネットワークグループを構築するため、ブランド価値が下がってしまうようなサイトに広告表示される可能性もあります。

運営企業によって機能が異なる

DSP運営企業によって機能が異なるのもデメリットの一つです。

最たるものは、提携しているSSPしか配信できないといったものでしょうか?

必ずリサーチしてからDSP運営企業を選択しましょう。

初期費用や手数料がかかる

選択する運営企業によっては、最低限の出稿金額や契約期間の定めがある企業もあります。

初期費用を要求される企業も多いので、利用する際はトータルで考えて選択しましょう。


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まとめ

いかがでしたでしょうか?

Webマーケティングの基礎ともいえる「DSP」は知っておかなくてはならない知識です。

しっかりと理解しておきましょうね。

DSPとは?
・SSPと連携する
・ユーザー情報に基づいた動画を表示
・DSP運営企業が複数ある
DSPのメリットとデメリット
メリット
・ターゲットを細かく絞れる
・様々なサイトに配信できる
・データ分析をしてくれる
・広告費が安い
デメリット
・配信されるサイトが分からない
・運営企業によって機能が異なる
・初期費用や手数料がかかる
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株式会社TSUTA-WORLD 代表取締役 山岡優樹