みなさまもご存知の通り、世界的な動画サイトの『YouTube』にはさまざまな動画広告が掲載できますが、実はYouTubeで配信する動画広告は、TV-CMとは違って特定の層だけに見せることができます。
YouTubeに備わっている「ターゲティング 」という機能を使えばそれが可能になり、うまく使えばかなりの効果を発揮します。
そこでこの記事では、YouTubeでの広告配信時に欠かせないこのターゲティングについて、そのメリットを含め、どこまで詳しく設定できるのかを徹底解説します!
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(YOUTUBE)
動画サンプル:https://www.youtube.com/@tsutaworld733/videos
ターゲティングするメリット
YouTube上での広告配信において、ターゲティング するメリットはどんなところにあるのでしょうか?
具体的には下記3点が挙げられます。
適切なユーザーに広告を表示できる
例えば企業が新開発した髭剃りを売るための動画広告をYouTubeに出すとき。ターゲティングをすれば髭剃りを必要としている成人以上の男性に、さらに彼らの関心まで深く入り込めばスキンケアに興味のある男性に絞って動画を配信することができます。
TV-CMのように、女性に髭剃りのCMを見せるような意味のない事態にはなりません。
成果が判定しやすくなる
YouTubeには効果測定機能も付いているので、ターゲティングをして動画広告を配信すると、再生回数・視聴完了率・クリック率など、配信した動画がターゲットに対してどれだけ成果を上げたのかが一目でわかります。
TV-CMでは全層に向けて配信されるため成果はわかりづらくなりますが、YouTubeではこのターゲットにおける効果測定によって配信した動画広告の成果のほどがわかります。
予算の削減につながる
ターゲティングをすると顧客層が絞られるため、配信する企業側も必然的に意味のない広告には手を出さなくなります。
その結果として広告コストの無駄が削られ、予算の削減ができます。
YouTube広告でできるターゲティング
広告主にとって効果の高い広告を無駄なく配信できるのがYouTube広告の、引いてはそのターゲティング機能の魅力であることがわかりました。
では、YouTubeではどのようなターゲティングができるのでしょうか?
YouTubeでは
- オーディエンスターゲティング
- コンテンツターゲティング
の2種類のターゲティング ができます。
それぞれどんなターゲティングでどこまで深く設定できるのか、見ていきましょう。
オーディエンスターゲティング
オーディエンスターゲティングは、ユーザーの興味や関心、属性によってターゲティング する機能で、これらの推定はGoogleによってなされます。
以下のカテゴリで、それぞれターゲティングが可能です。
ユーザー属性
「ユーザー属性」とはターゲットとするユーザー層の年齢、性別、子供の有無、世帯収入のことで、ユーザー属性ではこれらを決めることができます。
このユーザー属性はさらに深く設定でき、賃貸暮らしか持家か、子供の推定年齢、学歴などにも踏み込めます。
興味関心
ユーザーがどんな物事に興味や関心を持っているかという点からターゲティングできるのが、この「興味関心」です。
以下のようなカテゴリで興味関心を持つユーザーをターゲティングできます。
- アフィニティカテゴリ…スポーツ・フィットネス、テクノロジー、ニュース・政治など興味ある分野を選択できる
- カスタム アフィニティ カテゴリ…アフィニティカテゴリの中でさらに絞り込める(例:スポーツ・フィットネス→スポーツファン→野球ファン)
- ライフイベント…引越し、大学卒業、結婚などの消費行動が変わるタイミングにある状況のユーザーを絞り込める
- 購買意向の強いオーディエンス…すでに似たものを調べたり購入を考えているユーザーを見つけられる
- カスタム インテント オーディエンス…ユーザーが最近Google検索で使用した語句に基づいて絞り込める
リマーケティング
広告主のウェブサイトに一度行ったことがあるユーザーをターゲティングすることができます。
過去に自社に興味を持ってくれたユーザーであるため、購買行動につながりやすくなります。
カスタマー マッチ
広告主がもともと持っている顧客データ(メールアドレスなど)をもとにターゲティングを行える機能で、既存顧客への新たな商品・サービスの認知度向上や購買行動につなげます。
類似ユーザー
「類似ユーザー」を使うと、リマーケティングでアプローチしたユーザーと同じ特徴を持つ、自社ウェブサイトに一度も訪れていないユーザーに広告を表示できるようになります。
リマーケティングの範囲をさらに広げられる機能です。
コンテンツターゲティング
コンテンツターゲティングは、ユーザー層を絞り込むターゲティングではなく、広告の配信する場所を絞るターゲティングする、場所に拠ったターゲティングです。
コンテンツターゲティングには以下のような種類があります。
プレースメント
広告を出したい動画を指定して配信できる機能が「プレースメント」です。
YouTubeでは動画チャンネル・動画単位で設定できます。
この機能を使えば、例えば特定のYouTuberの動画に自社の広告を載せることが可能になります。
トピック
「トピック」ターゲティングは、選択したトピックに関連するさまざまな動画、チャンネルに広告を配信する機能です。
たとえば「ゲーム」トピックを指定すると、ゲームに関する動画を視聴しているユーザーに広告が配信されるようになります。
キーワード
「キーワード」機能は、広告主が指定した特定のキーワードに基づいてYouTube動画内、YouTubeチャンネルの中に動画広告を配信します。
ユーザーがGoogleやYouTube内で検索したキーワードに広告主の指定キーワードが関連していたら、その広告が配信される仕組みです。
デバイス
「デバイス」ターゲティングは、パソコン、スマートフォン、モバイル、テレビを使用するデバイスなど、ユーザーが使用するデバイス別にターゲットを設定できます。
まとめ
YouTube広告のターゲティング機能に関して解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
本記事で解説したように、YouTube広告はかなり深くまでターゲティングをすることができます。
ターゲティングは動画作成と同じかそれ以上に重要で、せっかく作った動画広告を生かすも殺すもターゲティング次第です。
YouTube広告を配信する際は、ぜひ本記事を参考にしていただき、確実なターゲティングを行いましょう。