資格を活用してWeb広告を運用されている方は数多くいらっしゃいます。広告運用の資格にどんなものがあるかご存じでしょうか？
「資格がないとWeb広告の運用はできない？」と思っている方もいるかと思いますが、資格がなければWeb広告の運用ができないというものではありません。
ただ、持っていればそれなりのスキルとなり、YouTubeや動画広告の作成、管理、測定についての基礎から高度な知識が理解できるため役に立ちます。
今回は、広告運用の資格にはどんなものがあるのか、資格を取得するメリットについてお伝えしていきます。
Contents
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広告運用の資格例
広告運用の資格の代表的なものは、下記の3つです。
- ネットマーケティング検定
- Google広告認定資格
- ウェブ解析士
広告運用だけではなく、マーケティングについてのスキルも得られる資格もあります。
ネットマーケティング検定
ネットマーケティング検定とは、Webに関する技術や知識に加え、Web上のマーケティングに関する知識や経営戦略の方法などのスキルを得られる資格です。
売上の向上や顧客満足の向上など、マーケティングの基本から社内の業務の効率化などコスト面についても知識を深めることができます。Web関連の企業では資格取得を義務付けている場合もあり、認知度が高くなっている資格です。
試験方式は、筆記試験で4択（一択選択式）となり、問題数は40問（基本30問と事例問題10問）になります。試験内容は下記の通りです。
- プログラミングやWEB作成に関する基礎
- インターネット・マーケティング全般の基本知識
- インターネット・マーケティング全般の方法論
- その他関連知識
合格するには70点以上取る必要があります。
サンプル問題はこちら
Google広告認定資格
Google広告認定資格を得るには、2つ以上のテストに合格する必要があるのが特徴となります。
オンライン広告の掲載や Google 広告のメリットについて、Google 広告のキャンペーンの管理や最適化に関することを問われる「Google広告基礎」に合格することが大前提です。また、もう一つの項目での試験に合格する必要があります。選択式できるのは、下記の6つです。
- 検索広告…検索広告キャンペーンの作成や管理、最適化に関する効果的な設定方法など
- ディスプレイ広告…ディスプレイ キャンペーンの作成や管理、最適化に関する効果的な設定方法
- モバイル広告…広告のフォーマットや単価設定を始め、ターゲティングについて、キャンペーンの測定や最適化
- 動画広告…YouTube やウェブに配信する動画広告キャンペーンの作成や管理など
- ショッピング広告…ショッピング キャンペーンの作成と管理など
- オンライン広告…オンライン広告の基本とセールススキルに関する知識
合格ラインは、80%以上の正解となります。合否は受けてすぐに出ます。また、不合格の場合でも24時間以上たてば再び受けることが可能です。
ウェブ解析士
ウェブ解析士には、下記の3つのグレードがあります。
- ウェブ解析士…ウェブ解析、ウェブマーケティングの知識を習得
- 上級ウェブ解析士…KPI設定や戦略立案など実践的な提案、コンサルティングスキルを習得
- ウェブ解析士マスター…企業研修等の講師に必要となる教育・指導スキル、ウェブ解析士育成スキル
ウェブ解析士について詳しくはこちら
資格を取ることのメリット
資格を取ることのメリットは、下記の3つです。
- 名刺やプロフィールに載せられる
- 知識が広がる
- クライアントの信頼感が増す
クリエイトな仕事をしている場合、資格を得る事で得られるメリットも大きいと言って良いでしょう。
名刺やプロフィールに載せられる
取得した資格を名刺やプロフィールに載せられるのは、自身の実力やスキルを視覚化できるのでメリットになります。相手も「この程度の話は理解してもらえる」と依頼することもあるでしょう。
知識が広がる
資格を取得するために勉強します。勉強する事で自身の実力の確認もできますが、一番大きいのは、知識が広がる点です。
クライアントの信頼感が増す
資格は、その人の知識やスキルを示すバロメーターになります。資格の難易度が高ければ、クライアントの信頼感は、より増すでしょう。
資格取得で得られるメリットは、初対面でも信頼が得られることです。
資格は必要ない！
広告運用には資格が必要ありませんが、下記のことをしっかり理解しておくことが重要です。
資格より実績が大事
資格がお飾りになっている場合が、往々にしてあります。資格=知識・スキルでない場合は、クライアントからの信頼をなくしかねません。
資格よりも実績が大事で、実績を持っていい仕事をしている方は多くいることを理解しましょう。
資格試験はビジネス
資格試験のために勉強したことも、得た知識も全てビジネスに繋がるものです。仮に資格を取得できなかったとしても無駄になることはありません。
失敗を重ねて学んでいくしかない
仕事というものは何でもそうですが、失敗を重ねて学んでいくものです。ただ、同じ失敗を繰り返すことは社会人として信用を無くすことにもなります。
学びや気付きを次にどう生かしていくかが重要なのです。
まとめ
運用型広告をこれから始める方や始めて間もない方は、知識やスキルを身につけるために資格を得ることで、どのような広告なのか理解を深められ、これから大いに役立つことでしょう。
決して資格が全てでありませんが、資格を取得するために勉強したスキルや知識があなたの強みになることはまちがいありません。
