世の中にはたくさんのアニメーションが溢れています。日本の誇るアニメ文化から世界的な映画にいたるまで、アニメーションは幅広い分野で活躍をしています。
このように様々な分野で活用されているアニメーションですが、どのように作られているかご存知でしょうか。
今回は、アニメーション制作の工程、かかる時間、スケジュール設定などについてを解説していきます。
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アニメーション制作のワークフロー・制作工程とは?
アニメーション制作は以下の8つの工程に分かれています。
順に説明していきます。
1.ヒアリング・与件の整理
まずは、ヒアリングと与件の整理を行います。
アニメーションを作るうえで、依頼者がどのようなテイストのアニメを作りたいか、サービスもしくは会社の特徴、優位性などをヒアリングし、整理していきます。
2.企画・構成
次に、企画・構成です。
依頼者の要望を踏まえ、どんな作品を作っていくかを考えていきます。
作品のテーマを決めるほか、どんなキャラクターを登場させて、どんな内容にしていくのかなど、簡単なストーリーの展開を考案し、全体のざっくりとした流れを文書で作ります。
また、「この作品を通して何を伝えたいのか」という目的やターゲットの明確化、実写で伝えるのか、短編アニメで伝えるかなどのメディア形式も決定します。
3.シナリオ作成・コンテ作成
企画で考えた構成をもとに、シナリオライターが脚本を書いていきます。
作ったシナリオをもとに、コンテを作成していきます。細かいストーリーの流れや、キャラクターのセリフ、音響効果やBGM、カメラワークなどの指示などもここで示されます。
また、一つ一つの場面に対して、カメラのアングルや物の配置なども決め、アニメーション全体のレイアウトを整えていきます。
4.素材作成
ここから、編集するアニメーション動画のもととなる素材を作っていきます。
作品全体のデザインを統一させた設定資料をもとに作られ、主に、工程としては、原画・動画・色付け・背景画の作成があります。
キャラクターや美術などの作成素材をどんなテイストで表現したいかによって、手書きの手法を用いる場合と、CGなどのデジタルツールを使う場合が考えられます。作品によっては、3DCGを使う場合もあるので、その場合はさらに工程が増えるでしょう。
なお、作品のテイストによって、手書きによる作画とCGを活用する割合が変わってきます。例えば、「君の名は」は作画がメインの作品で、ディズニーのアニメはCGがメインの作品となります。
それぞれの工程に専門の担当者がおり、各工程で作られた素材を制作進行が繋ぎ役として、スタッフ間のコミュニケーションなどを円滑にします。
そして、これらの素材を一つの映像に合成し、特殊効果も加えます。
5.編集
ここからは、編集作業に移っていきます。
上述した4までの状態では、場面ごとにバラバラの映像なので、これを順番につないでいきます。
カットとカットの間の不要な部分を整理し、微調整しながら、一本の映像を作ります。
6.音入れ・ナレーション
映像が出来上がったら、アフレコに入ります。
各キャラクターの担当の声優が映像に合わせて、声を吹き込みます。ナレーションがある場合もこの段階で行います。同時に効果音や音楽もここで作られます。
この工程はスケジュールが厳しい場合は、色付け前の借り組の映像を使って行うこともあります。
7.試写
前工程で撮ったアフレコの声や、効果音やBGMを映像に組み込んだら、ほぼ完成です。
試写をしてチェックをし、問題がなければ完成です。
8.納品
あとは完成した作品を納品するだけで、アニメーション制作の仕事は一通り完了です。
アニメーション制作にかかる期間は?
一般的に、1話30分のアニメの制作にかかる期間は、だいたい1ヶ月ほどと言われています。これがアニメ映画となると、1年から2年ほど期間はかかります。
1つのアニメを作るのに関わるスタッフは200人弱おり、1話の制作費に1,000万から2,000万もの費用もかかるでしょう。
アニメーション制作のスケジュール設定のコツは?
アニメを1つ作るのにも予算が決まっており、その予算内におさまるように作品を完成させなければなりません。
また同時に、いつまでに完成させなければならないという納期も念頭に置いて、作らないといけないため、スケジュール設定も重要になります。
完成納期から逆算して、それぞれの工程がいつまでに終わらないといけないかを把握して、マイルストーンを置きながらスケジュールを組むことがスケジュール設定のコツです。
また、そのスケジュールが遅れないかどうかは、プロデューサーや制作陣の能力にかかっています。
まとめ
アニメーション制作には工程がたくさんあり、それぞれに多くの人や時間が必要な仕事です。仕事量は多いですが、いつまでに完成という納期はすでに決まっています。
納期に間に合わないと作品の公開が遅れることになり、大きな問題となってしまいます。
納期に遅れることのないよう、各工程のスケジュール設定をしっかり行って制作を進めることが、アニメーション制作において非常に重要なことの1つなのです。
また、地上波アニメに多い30分も、また短い尺のウェブ動画も1分動画も流れに関しては殆ど変わりません。納期的な面においては、当然人数を多くかければ納品まで早いですが、1分動画などをメインにしているスタジオであれば、かける人数も30分アニメに比べ当然少ないです。勿論1分動画でも100人かけて作るようなコストをかければ、物凄いスピードであがってくるでしょうが、やはり1分動画ですと担当するアニメーターは一人のケースが大半でしょう。
ウェブ用に使う1分動画の制作期間もやはり1ヵ月~2ヵ月程度とみてよいです。
ただ、かける人数が少数になることから、制作予算は数千万とから2桁後半か3桁後半の予算まで落とすことが出来ます。
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