CM作成のコツとは?制作会社が教えるCM作成の7つのポイント

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テレビ番組を見ているとき、YouTubeを見ているとき、最近では電車の中や屋外ビジョンまで、多くのCMを目にします。
CMは商品・企業の認知度や魅力を高めるのに最も効果的なツールの1つ。
きっと多くの企業の広告担当者が「自社でもCMを作ってみたい」と考えていることでしょう。
ただ、中には、

  • CM作成を失敗したくない!
  • どんなことに気をつければ良いCMができるかがわからない

と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、実際に数多くのCMを手掛けている制作会社が、これからCMを作ってみたいと考えている企業の広告担当者のみなさまに向けて、『CM作成のポイント』を徹底的に解説していきます。
CM制作会社の選び方も合わせて伝えしますので、本記事を読めばCM作成を成功させるコツがわかります!


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CM制作のポイント7つ

企業がCMを作成する際、どんな点に気をつければ良いのでしょうか?
CM作成を成功に導くためのポイントを解説していきます。

以下7つが、良いCMを作るためのポイントですので、参考にしてみてください。

媒体別にCMのフォーマットを調べる

テレビ、YouTubeなど媒体によって流せるCMの秒数も違えば、納品する映像の形式も異なっています。
テレビCMの場合は、CM本編の前にカラーバーやクレジットを入れたりmov.形式にする必要があります(テレビCMの納品用データ作成の詳細はこちらから)。
秒数は15秒〜最大で90秒までです。

YouTubeでは最低6秒以上6分までとなっていて、MP4での納品が推奨されています(詳細はこちらから)。
媒体によってフォーマットは全て違うので、最初にどの媒体に流すかを決め、その媒体で定められているフォーマットを把握する必要があります

予算をしっかりと決める

CM作成にかける予算は、事前に細かい単位まで明確にしましょう。
CMを作る上で、撮影・キャスティング・映像編集など、多くの人件費と経費が発生します。
大体の予算で制作を進めたら、想定以上の費用がかかって制作中止になってしまいかねません

予算をきっちりと決め、決められた予算を超えない額での作成を目指しましょう。
予算によってCMを配信する媒体や放送枠をどこにするかを決めるのも良いでしょう。

制作会社としっかり事前打ち合わせする

ほとんどの企業が、CM作成を映像制作会社に発注することになります。
制作会社との事前打ち合わせは重要です。
作りたいCMのコンセプト、どんな情報を入れたいか、実写にするかアニメーションにするかなど、制作会社のプロデューサーやディレクターとCMの方向性を共有しておきましょう。

制作会社との打ち合わせが疎かだと、発注側の意図とずれたCMになってしまいます

伝えたいことは1つに絞る

1本のCMにつき、伝えることは「1テーマ」が原則です。
ただでさえ秒数が短い1本のCMの中にいくつものテーマがあると、視聴者はそのCMが何を伝えたいのかがわからず、商品の魅力は全く伝わりません

「1本のCMで取り上げる商品・サービス・企業は1つだけ」と考えましょう。

ターゲットを絞る

洗剤や消臭剤のCMならママタレントを主役にして主婦層向けに、玩具のCMなら子どもを登場させて子ども向けにといった感じで、すべてのCMがターゲットを設定していて、そのターゲットに訴求するように制作されています。

CMを作るときは、取り上げる商品やサービスを、誰に向けて訴えたいかを事前に明確にしましょう
特に動画サイトではターゲットをCM配信前に詳細に設定できるので、ターゲットの絞り込みは重要です。

台本・絵コンテを作る

台本は自社で作ることもできますが、できればプロの構成作家やコピーライターに依頼しましょう。
プロなら客観的な目線で商品やサービスを見てくれて、視聴者にとってその魅力が最も伝わりやすくなる展開に落とし込んでくれます。

台本作成後は、ディレクターに絵コンテを作ってもらいましょう。
台本が設計図であれば、絵コンテは設計図を仮にモデリングしたものと言えます。
絵コンテがあると映像になった際の想像がつきやすくなります。

制作会社にしっかりと意見する

制作会社とCM作成を進めていて、ときに彼らの提案するアイディアに対して、「間違っている」と感じても怖じ気づいて何も言えなくなってしまうこともあるかもしれません。

しかし、企業側の意図とずれたCMになり、制作会社との間にわだかまりも残ってしまいます。
たとえプロであったとしても、直して欲しい部分はしっかりと彼らに伝えましょう

長さは30秒以内にする

YouTubeの場合、CMは5秒再生したらスキップできます。
スキップされなくても15秒で1/3が視聴離脱し、30秒になると約半数が離脱すると言われています。
伝えたいことを最後までしっかり伝えるためにも、CMはできるだけ秒数を短くしましょう。

理想は30秒以内です。


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CM制作会社を選ぶポイント

CM作成において、どんなCM制作会社に制作を発注するかは重要で、CMの成否を左右します。
ではどんな点を意識すれば、適切なCM制作会社を選ぶことができるのでしょうか?

実績で選ぶ

誰もが知っている有名企業を何社も手がけていたり、制作本数がかなり多い制作会社を選びましょう。
有名企業からの受注は信頼の証であり、制作本数の多さは経験の証です。
実績が豊富な制作会社ならきっと良いCMを作ってくれるでしょう

予算で選ぶ

CM制作会社によって同じ秒数のCMでも制作にかかるコストは全然違っていて、30万円程度から100万円以上と、ピンからキリまであります。

多くのスタートアップの企業はCM作りにかけられる予算に限りがあるので、低コストで制作してくれる会社を選ぶのも良いでしょう。

映像のテイストで選ぶ

制作会社によって得意とする映像のテイストは違います。
実写が得意な会社とアニメーションが得意な会社とがあり、コミカルな映像を作っていたり、クールな映像を作っていたりと、どんな映像が得意かも制作会社によって変わります

各社HPの作品実績欄などからこれまで作成してきたCMを見ることが出来ると思いますので、複数社の作品を見てみて、自社が求めているテイストに最も近いCMを作っている制作会社に発注するのも良いでしょう。


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まとめ

CM作成のポイントを解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

CMのみならず映像制作は「事前準備が成功するかどうかの7割を決める」と言われていますので、自社で企画・立案した段階からCM作成は始まっています。
制作会社への発注も含めて、打ち合わせ、台本・絵コンテと、実制作前の事前準備に十分時間をかけ、わからない点や不安な点はすべて解消しておきましょう。

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株式会社TSUTA-WORLD 代表取締役 山岡優樹

 

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