モーショングラフィックスは多種多様な表現ができるとても自由度の高い動画であるだけに、さまざまなテイストの作品が作られています。
モーショングラフィックスなら、かなりクールなかっこいい作品を作ることもできます。
そこでこの記事では、今後モーショングラフィックスを作りたいと考えていらっしゃる映像制作者の方々に向けて、かっこいいモーショングラフィックスの作り方を解説し、その実例もご紹介します!
Contents
動画制作依頼ならTSUTA-WORLD
アニメ/実写 対応
お客様から次のようなお声をいただいています。
TSUTA-WORLDに「動画制作/動画広告」対応を依頼されたお客様の声
・伝わらなかった商材伝わるようになり、結果売上が増え顧客が倍になった。
・作ってもらった動画のおかげもあり問い合わせが増え、これ以上増えると対応できない状態になった。
・求人動画を作ってもらい、社内のサービスと雰囲気を理解している確度の高いエントリーが増えた。
(YOUTUBE)
動画サンプル:https://www.youtube.com/@tsutaworld733/videos
かっこいいモーショングラフィックスの作り方
かっこいいモーショングラフィックスを作るには、かっこいい演出方法を知っておくことが大切です。
かっこよくする方法はさまざまですが、代表的なものは下記をご参照ください。
以下に挙げるクリエイティブを行うとモーショングラフィックスはグッとかっこよくなります!
実写と組み合わせる
モーショングラフィックスには写真を素材として使うことができますが、この写真などの実写素材にモーションをつけると、やり方次第では非常にかっこいい仕上がりになります。
また正確には実写でなくても、3Dなど実写風の背景を入れたりすると、これもまたモーショングラフィックスをかっこよくすることができます。
色遣いは少なめにする
洋服をコーディネートするとき、1コーディネートあたりに使用されている色が少なく、モノトーンだとクールに見えるように、モーショングラフィックスをかっこよくしたいなら使う色のバリエーションを抑えましょう。
黒などのダークトーンをベースにすると、クール感は強まります。
動きはシンプルにする
極力、アニメーションは派手にせず、無駄がないようにしましょう。
「シンプル is ベスト」という格言はモーショングラフィックスにも当てはまります。
ついついごてごてしたアニメーションをつけてしまいたくなりますが、下手にそれをやればクールとはかけ離れた作品になってしまいます。
極論、上の動画のような◯と□のオブジェクトだけで構成されているようなモーショングラフィックスでも十分かっこいい作品は作れます。
グリッチ効果を使う
上の動画のようなノイズのような演出を施すことを「グリッチ効果」と言って、現在のモーショングラフィックスのトレンドの1つとなっています。
ストーリーを構成するものとして作品の冒頭や終わりに入れたり、シーンの切り替え時に入れてアクセントにしたりなどすることで、モーショングラフィックスのかっこよさは上がります。
かっこいいモーショングラフィックスの事例とポイント
モーショングラフィックスをかっこよく見せる方法をいくつかお教えしましたが、
「実際にどんなかっこいいなモーショングラフィックスがあるか、実例を見てみたい!」とお思いの方もいらっしゃることでしょう。
ではここからは、インターネット上にあるとってもクールなモーショングラフィックスの事例を紹介し、なにがその作品をかっこよくしているか、そのポイントを合わせて解説します!
Microsoft
こちらのモーショングラフィックスは、「Microsoft」がワークプレイスのグローバル化と場所へのとらわれなさを実現することをPRしているブランディング用モーショングラフィックスです。
かなりかっこいいですが、この作品をかっこよくしているのは以下の要素です。
色のトーンが暗い
この作品は、世界の各都市の夜景がモバイルから放たれた流線によって目覚めるように、きらびやかに変わるという演出になっていますが、この演出方法が成功しているのも、ベースとなっている色が黒や青で、暗いからです。
色味の暗さに洗練された都会の夜景が合わさって、この作品をかっこよくしています。
3Dを使って実写風になっている
実写と見間違えるほどのかなり高密度な3Dで作成されているのも、このモーショングラフィックスをかっこよくしている要因の1つです。
実写風のオブジェクトに流線のようなモーションを見事に組み合わせることで近未来感を演出し、クールな印象を際立せています。
EVOLUTION OF THE F1 CAR
ロンドンをベースに活動しているアニメーターのRuf Blacklockという方が作成したこのモーショングラフィックスは、1950年から2012年までのF1カーの車体構造の進化を表しています。
見ていてなぜかっこいいかお分かりでしょうか?
色遣いがシンプル
このモーショングラフィックスがかっこいいのは色遣いがとても少ないからです。
ダークグリーンをベースとしていてあとは線や○をグリーンがかった白で表現し、これで大部分を構成しています。
あとはわずかに西暦の文字表記とハンドルの部分に赤を使っているだけ。
色数を思い切って絞っていることで、とてもクールな印象になっています。
動きもオブジェクトもシンプルで無駄がない
よく見てみると、F1カーは細い線と○のみで描かれていることがわかります。
さらに進化の工程も変に派手に表現せずに、F1カーがピットインしたときの動きのように素早く機械的に変化していくだけで無駄がありません。
うねうね動くこの線や○がまた小気味良くて、センスの良さが伺えます。
まとめ
モーショングラフィックスをかっこよくする方法とその実例をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
初心者の場合は、色数を絞ってシンプルなモーションにすると手軽にかっこいいモーショングラフィックスを作成できるでしょう。
写真をベースに作るのもまた、おすすめの方法です。
これ以外にもかっこいいモーショングラフィックスはたくさんありますので、YouTubeやVimeoなど動画サイトとなどでいろいろ見てみましょう!