インストリーム広告の単価ってどうやって決まるの?

動画サイトで主に動画の再生開始時に配信されている『インストリーム広告』。
この広告手法に注目をしている企業の担当者も多いかと存じますが、このインストリーム広告は、どのような形式で広告費が決まるのでしょうか?
実は、再生された秒数によって決まります。
本記事では、インストリーム広告にかける費用を決定づける広告単価はどのように決まるのか、コンバージョンに繋がるコツとともに解説します。

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(YOUTUBE)
動画サンプル:https://www.youtube.com/@tsutaworld733/videos

インストリーム広告を出すメリット3つ

まず、インストリーム広告を出すことによる利点をお教えします。
インストリーム広告を配信することで得られるメリットは、下記3点です。

  • 商品・サービスの認知度が上がる
  • 情報がわかりやすく伝わる
  • 購買行動につながりやすい

それぞれどんなメリットか見ていきましょう!

商品・サービスの認知度が上がる

動画広告は、チラシやポスターなどの静止画による広告と比べて、動きと音がついていることで格段に印象に残りやすくなります。

さらにインストリーム広告は、ユーザーが「観たい」と思って自らアクセスした動画の枠内で自動再生されるので、商品・サービスの認知度の向上率は飛躍的に高まります。

情報がわかりやすく伝わる

広告を動画の形式にすると、静止画の形式のときよりもユーザーの理解度が高まります。
動きと音がついていることで、実際のモノがないようなサービスに関しても、その概要が明快に伝わります。

購買行動につながりやすい

動画広告は、静止画の広告と比べて視聴者の購買意欲が7倍以上にもなります。

購買意欲が高いということは、それだけ購入してくれる人の数が増えるということです。
インストリーム広告は、ターゲティングをすれば自社の商品やサービスに興味を持ちそうな人に強制的に動画を見せることができるので、購買行動につながりやすくなります。


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インストリーム広告の単価は?

インストリーム広告の単価はIT用語で「CPV(Cost Per View)」とも呼ばれる指標で決定されます。

CPVとは「広告視聴1回あたりのコスト」のことで、動画広告を配信する媒体により、動画の再生された時間に応じてCPVが決まります。

YouTubeにおいては、動画を 30 秒(30 秒未満の広告の場合は最後まで)視聴したか、30 秒経つ前に動画を操作した場合に料金が発生します。

では、その広告単価はどのように決まるのでしょうか?

自分で単価は決められる

インストリーム広告は入札形式を取り入れていて、自分で広告単価を決めることができます。

1 回の動画視聴に対し、企業が支払い可能な上限額を指定できます。
この金額は上限広告視聴単価(上限 CPV)と呼ばれ、数円から設定できます。

たとえば動画1視聴につき500円を設定したとして、その動画が2回視聴されたとすると1000円が広告費として請求される…ということです。

単価が低いと配信率が下がる

入札は数円単位から可能ですが、単価が低いとその動画広告がインストリーム広告として配信される機会は減ります。

たとえば単価が2円の動画は、ユーザーの目に入る機会はほとんどないということになります。

単価が高いと配信率が上がる

その逆もまたしかりです。

入札単価が高い動画は、配信される確率も高くなります。
単価を決める際は、視聴回数の予測データも教えてくれるので、そのデータを参考に上限広告視聴単価を設定することもできます。


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視聴完了率を上げるには?

インストリーム広告においては視聴された秒数によって全体の広告費が決まりますが、せっかくインスリーム広告を配信するのであれば、「多くの人の目に届き、最後まで視聴してもらえる動画であって欲しい」と思うのが当然です。

では、視聴完了率を上げるにはどうすれば良いのでしょうか?
下記3点に留意して動画を作成しましょう。

入札する単価を上げる

単価が高いと動画の配信率が上がるのは前述した通りです。

そのため、広告予算と相談して入札単価をなるべく上げましょう。
せっかく作っても、単価が低いことで配信されなければ元も子もありません。

視聴完了率を上げるには、まず配信量が大事ですので、無理のない範囲で入札単価を引き上げましょう。

冒頭数秒で惹きつける

配信量と同じくらい大事なものが、動画の「質」です。
インストリーム広告の質の高さを決めるものは、冒頭数秒に何を入れるか、です。

インストリーム広告は、再生から5秒も経つとユーザーがスキップできます。
スキップされないようにするためには、この冒頭5秒にアイディアや創意工夫を凝らして、ユーザーを惹きつけましょう。

視聴者を裏切る

創意工夫は冒頭5秒だけに注げばいいものではありません。
動画広告は時間が経つごとにどんどんユーザーの離脱が進み、再生から15秒も経つと1/2が離脱します。

離脱を防ぐには、視聴者が続けて観たなるような動画内の展開が必要です。
その展開とは、視聴者の予想を裏切ることです。

ありきたりな商品説明動画ではすぐに視聴者はスキップをします。
商品説明動画でも、コミカルなストーリーになっていたり、若者に人気なテレビアニメ風だったり、意外なオチが待っていたり、インパクトのある映像演出をしたりなど、常に視聴者を裏切る努力をしましょう。

視聴者の予想の斜め上をいくモノが、最後まで視聴してくれる動画となります。


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まとめ

インストリーム広告の単価「CPV」の仕組みと、そのCPVに重要な視聴完了率を上げる方法を解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

動画広告を作って配信するなら、広告予算も限られていますので、媒体ごとにどのような仕組みで単価が決まるのかをしっかり調べましょう。
単価の決まり方に応じて動画の見せ方も変わってきます。

インストリーム広告は入札単価を上げるだけでなく、動画の質によっても視聴完了率が左右されるので、ユーザーを惹きつける、魅力のある動画広告を作成しましょう。

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「VideoDXソリューションカンパニー(商標登録申請中)」株式会社TSUTA-WORLDは東京都渋谷区恵比寿に拠点を構えている「動画制作×動画広告運用」を行っている会社。
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株式会社TSUTA-WORLD 代表取締役 山岡優樹