モーショングラフィックスの作り方は?実例をもとに紹介

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モーショングラフィックスは、シンプルかつ効果的にメッセージを伝えることができる技術を利用した動画です。一般的に有名な商品のCMなどにも利用されています。

これからモーショングラフィック作成したいと考えている方のために、作成工程を詳しく解説します。また、実例を紹介しています。


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(YOUTUBE)
動画サンプル:https://www.youtube.com/@tsutaworld733/videos

モーショングラフィックスの作成工程

モーショングラフィックスの作成工程は、以下の通りです。

  1. ヒアリング
  2. シナリオ作成
  3. 絵コンテ作成
  4. 素材作成
  5. 編集
  6. 音入れ・ナレーション
  7. 試写
  8. 納品

上記の流れに沿って、一つ一つ解説していきます。では、見ていきましょう。

ヒアリング

クライアント(依頼者)から、予算や動画イメージやPRしたい商品やサービスなどを聞き取ります。

映像制作会社を利用する場合は、どんなストーリーを描いているのか、持っているイメージを明確に伝えることが必要になります。

どのようなデザインやキャラクター、色合い良いのか?動きのイメージなど、クライアントの意見を聞き取ることが重要です。クライアントと制作者側のイメージのすり合わせが上手く行かないと、途中で作り直す作業が必要になってしまいます

制作にどれだけの時間がかかるのかなど、大まかなスケジュールもここで話し合われます。

シナリオ作成

ヒアリングを元に、ストーリーを作成します。映像制作会社によりますが、ディレクターやヒアリングに立ち会ったスタッフがシナリオを作成する場合があります。

キャラクターのセリフや動き、設定なども作り上げていきます。

シナリオは、ドラマなどで言う「台本」と同じものです。ですから、プロのライターや脚本家などが担当するとより映像が鮮明に再現されやすいでしょう。

絵コンテ作成

基本的に絵コンテは監督が作成することが多いです。撮影者や演者、制作する人が共有する映像イメージとして利用されます。

モーショングラフィックの場合は、デザイナーや編集者などのイメージを明確するためのものなります。キャラクターのイメージやセリフ、アングルなど細かい情報を入れて映像のイメージを共有するためのものです。また、場面ごとにポイントになるものや特にPRしたいものなどの情報を集約して描いていきます。

自主作成する場合は、シナリオや絵コンテを省くことがあります。

素材作成

Adobe After EffectsやAdobe Premiere Proなどのソフトを使用して、用意されているモーショングラフィックステンプレートを作成することもありますが、多くの動画制作会社の場合は、モーショングラフィック作成ソフトを利用して0から作り出します。

これは、ある程度スキルがなければできないことです。

編集

シナリオと絵コンテを元に作られたモーショングラフィックの素材を組み立てる作業が編集になります。アングルやキャラクターの動きを調整し、全体的なイメージがクライアントから依頼されたものになっているか確認もしていくのです。

基本的には、カットとカットの間の不要な部分を整理し、微調整しながら、一本の映像を作ります。音入れでナレーションが入る場合は、テロップなどもここで入れます。

出稿先の媒体に合わせた動画の長さの調整も、編集過程で行うことが多いです。完成品のイメージが、クライアントと制作会社の間でズレていないか確認することが編集でのポイントです。

音入れ・ナレーション

映像が出来上がったら、音入れにに入ります。

モーショングラフィックの場合は、キャラクターがいてもセリフを話す事は稀で、ナレーションがあるものが多いです。

試写

試写は、完成品のお披露目という意味合いが強いです。制作者とクライアントで、試写をしてチェックをし、問題がなければ完成となります。

納品

あとは完成した作品を納品するだけで、モーショングラフィックの作成は、一通り完了です。


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モーショングラフィックスの実例

ここからは、モーショングラフィックの実例を確認していきましょう。先に紹介している工程を経て出来上がったかをイメージして視聴すると良いですね。

カロリーメイト

大塚製薬の「カロリーメイト」について作成されたモーショングラフィックです。

3分間でカロリーメイトの特徴がわかる

映像の冒頭で「この映像は3分間」というのがわかるので、視聴する側も意識して観る事ができます。また、カロリーメイトの特徴である「5大栄養素」がなぜ必要なのかをイメージしやすいストーリーで伝えてるのもポイントです。

数字やグラフで効果的に伝わる

モーショングラフィックは、図形やグラフなどに動きを付けてわかりやすく表現することに特化しています。それを上手く取り入れ視聴者にわかりやすく栄養素の必要性=カロリーメイトの必要性というイメージを与えることができています。

視聴者は、「カロリーメイトを朝食の代わりにしよう」ダイエットしたい女性にも「カロリーコントロールしやすい」と魅力的に印象を持てるように制作されているのです。


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まとめ

モーショングラフィックスは、何を伝えたいのかストーリー性を持っていなければなりません。見た人が理解できる内容にするには、シンプルに見せることが大切になります。

イマジネーションとモーショングラフィックに必要なスキルがあって、初めて納得できる動画が出来上がると言って良いでしょう。

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株式会社TSUTA-WORLD 代表取締役 山岡優樹

 

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