Macを使って動画編集を行っている人は、『Final Cut Pro』の使用率が高いのではないでしょうか?
ただ、みなさまの中には、
- Final Cut Proだとできることに限りがある!
- 映画のようなエフェクトやタイトルを作ってみたい
と考えている人もいるかと存じます。
そんなみなさまにおすすめの動画編集ツールがあります。
『Motion5』という編集ツールです。
一体どのような編集ツールで、何ができるのでしょうか?
この記事では、Final Cut Proで動画編集を行っているMacユーザーや『Motion5』に興味がある人に向けて、
- 『Motion5』の特徴
- 『Motion5』でできること
を紹介していきます。
Contents
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Motion5とは?
『Motion5』は、Appleからリリースされている、Macユーザー向けのアニメーションやVFX(ブイエフエックス)の制作ソフトです。
同じくAppleからリリースされている『Final Cut Pro』がありますが、Motion5はFinal Cut Proではできないデジタル合成ができたり、複雑なアニメーション・タイトル・エフェクトを作ることができます。
Final Cut Proと互換性があるので、Motion5で制作したアニメーションはFinal Cut Proでも編集することができます。
Motion5の特徴
さまざまな動画編集ツールがありますが、『Motion5』はどのような特徴がある編集ツールなのでしょうか?
Motion5は、下記のような特徴を有しています。
プロ仕様
Motion5は、「誰もが簡単に使える」編集ツールというわけではありません。
ある程度以上の動画編集経験があったり、すでに映像制作のプロとして活動しているクリエイター向けのプロ仕様ツールです。
特にアニメーション制作をやっている人とは相性が良いツールと言えるでしょう。
有料だが高くはない
Motion5は、無料で使えるツールではありません。
ダウンロードするには現在5,545円(税別)かかり、お金を払って購入する必要があります。
ただし、同じような立ち位置の『After Effects』が月2,480円かかることを考えると、たった1回5,545円払えばそれっきりなMotion5は、かなり安価なツールです。
クオリティーの高いエフェクトを作りたい時に便利
Motion5は、Final Cut Proではできない部分を補完するツールです。
たとえばモーショングラフィックスなどのアニメーションや、映画のような複雑なエフェクトやトランジション…これらはFinal Cut Proではまかないきれません。
Motion5を使えばクオリティーの高いエフェクトを作ることができるので、ムービー全体のクオリティーも高めてくれます。
Motion5でできること
『Motion5』の特徴を解説しましたが、では、Motion5ではどんなことができるのでしょうか?
ここからは、Motion5でどのようなアニメーションやエフェクトを制作することができるのかを、用途別に紹介していきます。
Motion5ではかなり幅広い映像を作ることができます。
モーショングラフィックスの作成
「モーショングラフィックス」とは、上の動画のようなロゴやイラストにシンプルな動きのついたアニメーションのことです。
Motion5は、このモーショングラフィックスを簡単に制作できるツールです。
Final Cut Proだけでモーショングラフィックスを作ろうとしてもかなり難易度が高くほぼ不可能ですが、Motion5なら上の動画のような高品質なモーショングラフィックスを作り上げることができます。
VFXの作成
「VFX(Visual Effects)」は、現実世界では実現できない、もしくは撮影現場では、都合上撮ることができなかった効果を実現する技術です。
上の動画はMotionシリーズを使って制作されたVFXですが、動画を見てもわかる通り、実写映像の中に現実世界には存在しない生き物や物体が、まるで本当にあるかのように映っています。
このようなリアリティーあるVFXを、Motion5なら制作することができます。
映画のようなタイトルの作成
上の画像はMotion5によって作られたタイトルです。
Motion5なら、劇場公開映画レベルのクオリティーの高い2D・3Dなどのタイトルを制作できます。
動画のタイトルは動画全体のクオリティーを左右します。
ですが、Final Cut Pro単体では映画のようなかっこいいタイトルは作ることはできません。
でもMotion5なら、ドラッグ&ドロップの直感的な操作で作ることができます。
エフェクトの作成
Final Cut Proは映像にかけられるエフェクトの数には限りがあり、手の込んだ作品を作ろうとなるとどうしてもエフェクトが足りなくなります。
Motion5ならエフェクトの種類が豊富かつアレンジの幅も多彩なので、エフェクト数不足に悩まされることがなくなります。
Motion5でエフェクトを入れた素材をFinal Cut Proに読み込んでタイムラインに並べ、1本の動画に仕上げる、ということもよく行われています。
Motion5での制作の基礎となるキーフレームとは?
Motion5で動画を編集する際に必要な知識が「キーフレーム」です。
キーフレームは最低2箇所必要で、映像素材の特定の位置に始点のキーフレームを、終点の位置にもう1つキーフレームを打ち、その間にエフェクトや任意の動きなどの設定をつけると、2つのフレーム間で自動的にその設定を実現してくれます。
Motion5ではキーフレームを駆使してアニメーションやタイトル、エフェクトを制作していくことになります。
まとめ
『Motion5』の特徴や何ができるかをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
Final Cut Proでは満足できなくなった、もっとクオリティーの高い動画を作りたい、アニメーションを作ってみたい…そんなみなさまにとってMotion5はとても有用な動画編集ツールです。
いま制作している動画のクオリティーをさらに高めたい方は、ぜひ、ダウンロードして使ってみましょう!