芸能人がYou Tubeに参入したり、いろんな企業がマーケティングに動画を活用したりと、最近動画がかなりブームですよね。
それに伴い、動画制作や編集スキルの需要が増し、動画編集の仕事をしたいという人も急増しています。
しかしなかには、具体的に
- どのように動画制作をすればいいのかわからない
- クライアントさんから依頼頂いた動画案件をどのように進めていけばいいのかわからない
と感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、クライアントさんからのご依頼を請け負った場合の動画制作の流れを解説します。
これからご紹介する動画制作のスケジュール通りに進めていけば、クライアントさんも満足し、なおかつ質の高い動画を制作することができます。
また今回ご紹介する動画制作の流れは、自身の動画制作・編集を行う場合も応用できるので、動画制作に興味がある人は、ぜひ最後までお付き合いください。
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(YOUTUBE)
動画サンプル:https://www.youtube.com/@tsutaworld733/videos
動画制作の流れ
動画・映像を制作する流れは以下のとおりです。
- ヒアリング・要件整理
- 企画・構成
- シナリオ・コンテ作成
- 動画撮影
- 編集
- 音入れ・ナレーション
- 試写
- 納品
それぞれのステップで具体的にやることを解説していきます。
1.ヒアリング・要件の整理
まず初めは、クライアントさんの要望のヒアリング、整理することから始まります。
ヒアリングと要件の整理は非常に大切なので、クライアントさんと念入りに打ち合わせをしましょう。
クライアントさんの要望を正しくヒアリングできないと、クライアントさんの要望に沿わない動画が出来てしまったり、動画の取り直しを求められて、納期が遅れたりする可能性があります。
おまけに一度、動画の撮影が始まると、途中で動画の方向転換は難しいですからね。
ですから、動画制作を行う準備として、クライアントが何を求めているのかをまずは正確に把握しましょう。
最初のヒアリングの段階で把握するべき具体的な内容は
- この動画の目的は何か?(宣伝か、販売か)
- この動画で何を伝えたいのか?
- なぜこの動画を配信するのか?
- この動画を誰に伝えたいのか?
- どのタイミングで配信するのか?(◯月~◯月まで、など)
- どのような手法で配信するのか?(SNSか、広告か、ブログなのか)
- 動画を打ち出し際の予算はどれぐらいか?
これらの内容を把握したら、企画・構成のステップへ移ります。
2.企画・構成
ヒアリングでまとめた内容をもとに、企画・構成を練っていきます。
企画や構成は、動画の質の良し悪しを決める大切なステップです。
この企画・構成の段階では、
- これから制作する動画のコンセプトを決める
- ヒアリングで要約した内容、あるいはかかってくる費用や予算などをまとめて企画書を作成する。
主にこの2つでしょう。
ヒアリングでは、まだまだ漠然としている部分も多いと思います。
ですから、企画・構成のステップでは曖昧さをなくし、ガッチリ動画の詳細や方向性を決め、それをクライアントさんと共有することが必要です。
もしかしたら、クライアントさんの意図のくみ取り違えたり、あるいは別のアイデアが出てくるかもしれません。
その場合は、クライアントさんとしっかり話し合った上で、企画・構成を練り直し、再提案しましょう。
クライアントさんに企画・構成の内容に了承をもらえたら、シナリオ作成のステップに突入です。
3.シナリオ作成・コンテ作成
このステップでは、動画の展開を決めていきます。
シナリオ作成時は文字だけではなく、絵を用いた、絵コンテを用いるのが望ましいです。
絵コンテを用いるべき理由は、動画の展開をイメージで確認できるからです。
例えば、同じシナリオの動画でも「動画内に出てくるのが人間か、アニメキャラか」、あるいは「動画のアングルはどこから撮るのか」、これだけでも動画の印象や面白さはかなり変わってきます。
そのような視覚的イメージは、どうしても文章だけでは伝わりにくいです。
ですから、ラフ絵で構いませんので、絵コンテを用いたシナリオを制作しましょう。
4.動画撮影
動画のシナリオができたら、次は実際に撮影に入ります。
ここからは制作したシナリオ通りに動画撮影していきます。
可能ならば、クライアントさんと一緒に1つ1つの撮影工程に納得しながら撮影を進めていくと良いでしょう。
5.映像の編集
撮影した動画をつないだり、不要部分をカットしたりして、編集していきます。
必要に応じて、動画内にテロップを入れたり、字幕を割り振ったりして動画を見やすくしていきましょう。
もしこの段階で、動画の素材が不足した場合は、動画撮影のステップに戻ります。
6.音入れ・ナレーション
撮影した動画にBGMや効果音、ナレーションなど、必要に応じて入れていきます。
7.試写
ここまでくれば、ラストスパートです。
動画の編集・音入れが一通り終わったら、最終確認しましょう。
試写とは実際にどのような動画が出来上がったか、クライアントさんと一緒に確認する作業です。
ここで編集が再度必要になった場合は、「5.映像の編集」「6.音入れ・ナレーション」のステップへ戻ります。
クライアントさんに納得頂けたら、最後の納品ステップに移ります。
8.納品
最後は納品です。
ここが最終チェックのステップです。
制作した動画内に違和感はないか、音のズレはないか、テロップの誤字脱字はないか。
特にテロップの誤字脱字は見落としがちなので注意しましょう。
最終チェックが済んだら、クライアントさんが指定したフォーマットで納品しましょう。
これで動画制作の全行程は終わりです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回の内容をまとめると、クライアントさんの依頼を請け負って動画制作をする場合は、このような流れとなります。
- ヒアリング・要件整理
- 企画・構成
- シナリオ・コンテ作成
- 動画撮影
- 編集
- 音入れ・ナレーション
- 試写
- 納品
この動画制作の作業工程をしっかり押さえることで、質の高い動画が出来上がります。
ぜひ参考にして素晴らしい動画を作成しましょう。
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