昔からよく聞く『プロモーション動画』。
企業や自治体が自分たちの商品や町の魅力を伝え、イメージや知名度を向上させることを目的に作られた動画のことを言います。
うまく作成できれば効率的にPRできるため、インターネットで気軽に動画が見られるようになった現在、その数は激増しています。
この記事では、どうすれば良いプロモーション動画を作成できるのか、そのコツを、実際の成功事例も踏まえて解説します。
Contents
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(YOUTUBE)
動画サンプル:https://www.youtube.com/@tsutaworld733/videos
プロモーション動画作成の3つのコツ
高品質なプロモーション動画を作成するには、以下の3点を押さえることが大事です。
誰のための動画かをはっきりさせる
動画のターゲットをしっかり定めましょう。
企業の製品プロモーション動画なら、その製品を購入して欲しい年齢層、ライフスタイルまで明確にします。なお、自治体のプロモーションであれば、自分たちの暮らす町にどんな人が来てほしいかを明確にします。
そうすることで、動画の演出や方向性が見えてきます。
目的をはっきりさせる
その動画は何のための動画なのかも明確にしましょう。
製品を売るための動画なのか、売ることは目的とせずブランディングのためか、移住促進のための動画なのか、それとも観光促進のためなのか、作成するプロモーション動画にどんな目的があるかをはっきりさせましょう。
そうすることで、動画の内容が絞られます。
視聴者に一番伝えたいことだけを伝える
動画は、分量を増やせば増やすほど情報性が高まるテキストと違って、引き算のメディアです。
テキストより視覚効果が大きく、情報伝達度が高いため、情報を凝縮させる必要があります。伝えたいことが多すぎる動画は散漫な印象になり、また、長い動画は最後まで再生してくれません。
そのため、プロモーション動画の内容は一番視聴者に伝えたいことだけに絞って、短めの動画にしましょう。
八王子市
ここからは、プロモーション動画の実際の成功事例を3点、取り上げます。
こちらの八王子市の動画は、八王子の四季折々の風光明媚な風景や町の暮らしを取り上げた、ドキュメンタリータッチで、約2分30秒のプロモーション動画です。
特徴
このプロモーション動画には、以下のような特徴があります。
実際に自分がいるところをイメージできる
風景やお祭りの様子、客席から捉えたバスケットボールの試合の様子、ビアガーデンの客席から映した光景など、まるで自分が八王子の町に実際にいるかのように、催し物に参加していたり、お店に訪れているような擬似体験ができます。
主観ショット(自分の目線から映したような映像)で構成することで、八王子に対する親近感を上げることに成功しています。
視覚のみで映像の内容を理解できる
この動画では、高尾山、田園風景、八王子ラーメンなど、八王子の様々な名物・有名スポットを取り上げています。
その美しい画の力も相まって、わずか2分半の中で、ナレーションを一切つけず映像だけで、八王子の魅力がちゃんと伝わるようになっています。
ただ風景を切り取るだけでも、方法次第でこれだけ素晴らしい作品ができるのです。
ZOOM
昨今増えてきたビデオ会議のシステムの一つ、「ZOOM」のプロモーション動画です。
わずか30秒で、ZOOMの有用性をしっかり伝えています。
特徴
ZOOMのプロモーション動画の特徴を説明していきます。
音声での説明をしている
先ほどの八王子市の動画とは違って、こちらでは、出演者の女性のセリフとナレーションという「音声」によって、このZOOMがビデオ会議のシステムだということをしっかり伝えています。
映像を流すだけでは伝わらない情報を、音声によって補足することで、製品の概要は明確になっていますね。
他のサービスとの違う点に的を絞って作成
ZOOMの動画では、高画質・高品質・安定接続をアピールすることで、他社のビデオ会議システムよりも、クオリティーの高い遠隔会議が実現できることを謳っています。
音声や映像が途切れたり、接続に時間がかかるなどのビデオ会議で起こりがち、抱かれがちな不安を解消し、他社との差別化を図ることに成功しています。
fusion 360
こちらのプロモーション動画は、設計図を作る際に使うCAD/CAM を直感的な操作で行える、クラウドコンピューティングソフト「Fusion360」のプロモーション動画です。
特徴
このFusin360のプロモーション動画の特徴は以下の2点です。
アニメーションを使って図解
本動画は、実写素材を一切使用せず、フルアニメーションで構成されています。
グラフや図を取り入れながら、統合性やオフィス内での連携の取りやすさを紹介しており、実際の設計画面とも合わせて作品としての統一性が生まれています。
利用しているところをイメージしやすくなっている
このプロモーション動画では、Fusion360の使用画面を存分に見せています。そのため、この動画を見た視聴者は、まるで自分がこのソフトを操作して実際に3D設計をしているかのような体験ができます。
視聴者は、自分がFusion360を利用しているイメージできるため、購買行動につながりやすくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
プロモーション動画作成の成功の秘訣、そして実際にその成功事例も取り上げて、プロモーション動画を徹底解説しました。
この記事で取り上げた3作品以外にも、数え切れないほどのプロモーション動画がインターネット上のあらゆるサイト上に掲載されていますので、たくさんの動画を見て、作成の参考にしてみましょう!