教育業界はオンライン展示会が向いている！メリットと出展方法を解説

「教育業界のオンライン展示会ってどうなんだろう」
「オンライン展示会のことをよくわかっていない」

教育業界の展示会では、家庭学習の商品やサービスを提供している企業が多くあります。

オンライン展示会は、インターネット上で開催されるため、ITの通信技術を利用した商品やサービスと相性がいいです。

この記事では、オンライン展示会に出展する企業の例や、オンライン展示会のメリットと出展方法を解説しています。

オンライン展示会とは

2020年から新型コロナウイルス感染症（COVID-19）が世界的に流行しています。

日本国内でも緊急事態宣言の発出により、人が多く集まるスポーツイベントやコンサートなどが中止または延期になりました。

展示会も同様に出展企業や来場者、運営スタッフなど多くの人が集まるイベントのため毎年開催されていた展示会が開催を見合わせているケースもあります。

そこで注目されているのが、オンライン展示会です。

オンライン展示会はインターネット上で開催されるため、実際に人が集まることがありません。

また、オンライン展示会には人の密集を避けられる以外にもメリットがあるため、教育業界を含めた様々な業界でオンライン展示会が利用されています。

教育のオンライン展示会で出展する企業の例

以下の商品やサービスを取り扱っている教育業界の企業はオンライン展示会に出展しています。

• ICT機器・技術
• オンライン教育支援
• eラーニング
• プログラミング教育
• パソコンやタブレット

それぞれ詳しく解説します。

ICT機器・技術

ICTとは「Information and Communication Technology」（インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー）の略称で、意味は「通信技術」になります。

似た言葉に「IT」がありますが、ICTは「ITの通信技術をどのように有効活用するのか」を重視しています。

また、インターネット通販やSNS、チャットツールなどもICT技術の活用事例です。

教育の現場では近年活発になっているオンライン授業や、生徒情報の管理にICT機器や技術が使われています。

オンライン教育支援

オンライン教育支援とは、家庭学習の手助けをしてくれるツールやサービスです。

デジタル教科書やクラウド上のドリル教材を家庭で利用し、児童や学生のペースに合わせた学習ができます。

また、学習動画を利用することで実際に教室で授業を受けているような体験もできます。

eラーニング

eラーニングはインターネットを使った学習です。

「オンライン教育支援」は児童や学生の学習支援ですが、eラーニングはおもに社会人をターゲット層にした教材が多いです。

例えば、社内研修や新しいソフトの使い方の学習、資格取得対策など多くのジャンルがあります。

プログラミング教育

文部科学省は2017年3月に、2020年度から小学校、2021年度から中学校、2022年度から高等学校にて「プログラミング教育」が必修化になることを発表しました。

プログラミングとは、コンピューターが情報を処理するためのプログラム設計ですが、プログラミングで身に付く力はプログラマーだけではなくさまざまな職種で活かせます。

プログラムは、処理順序に沿わないとエラーが発生します。エラーの原因や対処法を思考することで、思考力を身に着けられます。

パソコンやタブレット

オンライン教育支援やeラーニング、プログラミング教育などはいずれもパソコンやタブレットを利用します。

そのため教育業界のオンライン展示会では、パソコンやタブレットを販売・開発している企業も出展します。

通常のパソコンやタブレットはもちろんのこと、プログラミング教育システムが内蔵されているパソコンなども展示されます。

オンライン展示会のメリット

オンライン展示会はおもに大きなメリットが3つあります。

• 集客をしやすい
• さまざまなコストをカットできる
• 天気や交通機関の影響を受けない

それぞれのメリットを詳しく解説します。

集客をしやすい

オンライン展示会はインターネット上で開催されるため、全国各地どこからでも参加できますし、海外からでも参加が可能です。

実際の展示会場などで開催される展示会は、人口が多く集まりやすい東京や大阪などの都市圏で開催されていました。

オンライン展示会なら地方の企業や参加者も自宅やオフィスから来場できるため、実際の展示会場で開催される展示会よりも集客しやすいです。

来場者が多いということは、見込み顧客を獲得できるチャンスが広がります。

さまざまなコストをカットできる

オンライン展示会では、実際の展示会場で開催されていた展示会で必要だったさまざまなコストをカットできます。

オンライン展示会でもブース運営の人員は必要ですし、出展費用が発生するプラットフォームもありますが実際の展示会場で開催される展示会よりも必要なコストが少なくなります。

天気や交通機関の影響を受けない

実際の展示会場で開催される展示会では、天気や交通機関の乱れによって来場者数が減ることがありました。

しかし、オンライン展示会ならインターネット上で開催されるため、天候が荒れていたり交通機関が乱れていても問題なく来場できます。

ただし、当然ではありますが停電になってしまったり回線が切断してしまいインターネットが接続できない状態になると、オンライン展示会に来場できません。

オンライン展示会の出展方法は合同出展がおすすめ

オンライン展示会の出展方法は「合同出展」と「自社出展」があります。

おすすめは合同出展です。

自社出展で展示会を開催したいと考えていても、初めてオンライン展示会に出展する企業は、まずオンライン展示会のブース運営や見込み顧客とのやりとりを覚えるのがおすすめです。