主に動画サイトで配信されている広告『インストリーム広告』。
冒頭数秒は必ず視聴され、動画枠を使って大きく表示されることで広告が目立ちやすく人気を生んでいますが、このインストリーム広告は、どんなときに企業に広告費が課金されるのでしょうか?
本記事では、広告担当者なら知っておきたい「媒体ごとのインストリーム広告の課金タイミング」について解説します!
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インストリーム広告と広告費の関係
媒体別のインストリーム広告の課金について解説する前に、インストリーム広告の広告費についての概要をご説明します。
インストリーム広告の広告費は下記のような特徴があり、1本あたりの広告単価はご自身で決めることができます。
主にCPV制をとっている
各サイトで配信されているインストリーム広告のほとんどの費用が、CPV(Cost Per View)方式を採用しています。
CPVとは“広告視聴1回あたりのコスト”のこと。
CPV=【広告に支払ったコスト】÷【広告の再生回数】
で計算でき、CPV型の広告は、1再生ごとに設定したCPVが課金されます。
インストリーム広告では、1 回の再生に対して支払い可能な上限額を出稿する企業が設定します。
予算に基づいて推奨される
多くのウェブサイトでは、最初に総広告費を設定する画面があり、その広告費に基づいたCPV単価を自動で推奨してくれます。
どれだけ動画に広告費をかければいいかわからない場合でも、動画サイトの方であらかじめ弾き出してくれるので安心です。
自動で入札額が決まる
コンバージョン目標を設定すると、動画サイト側で設定されたコンバージョン目標に応じた入札単価を自動で設定してくれます。
企業が設定したコンバージョンを最大限達成できるように、入札単価が自動調整されるのです。
そのため、インストリーム広告配信初心者でも迷うことはありません。
入札単価を上げると配信率が上がる
動画サイトでは、入札単価を上げれば上げるほど広告の配信率が高くなります。
20円の単価がついている広告よりも、100円の単価がついている広告の方がユーザーが見ている画面に登場しやすくなるということです。
媒体別広告費課金タイミング
インストリーム広告の課金システムはお分かりいただけたでしょうか?
初心者でも簡単に広告費を設定できるインストリーム広告ですが、その広告費が課金されるタイミングは、媒体によって異なっています。
自分が配信したいと考えている媒体の課金タイミングはいつ?
代表的な媒体の課金タイミングを見てみましょう。
YouTube
言わずと知れた動画サイト最大手のYouTubeは、スキップできるモノ、スキップできないモノ、配信タイミングが動画冒頭・途中・最後と3つあるなど、さまざまな形式でインストリーム広告が配信されています。
その課金タイミングは以下の通りです。
スキップされず30秒流されたとき
YouTubeインストリーム広告は、5秒以上配信するとユーザーがスキップすることができますが、このスキップ操作がなされずに30秒が経過した場合、初めて広告費が課金されます。
広告費を負担せずに最低5秒はユーザーに動画を見せることができます。
30秒経つ前に動画を操作したとき
30秒経つ前でも、広告のアバターをクリックしたり、シェアをした場合はユーザーが広告に興味を持ったと見なされ、課金されます。
スキップ不可のものは表示ごとに課金
YouTubeには元々フルサイズで6秒〜15秒しかない、スキップできないインストリーム広告があります。
このようなスキップされないインストリーム広告の場合、CPV形式ではなく「1000回表示されたらいくら」など、表示回数ごとに課金されます。
Twitterではサイトの性質上、タイムラインにインストリーム広告が現れるため、画面にどれくらいの割合でインストリーム広告が表示されているかに加えて、再生された秒数が課金の決定に関わってきます。
50%以上表示され2秒経過したとき
課金タイミングの1つが「インストリーム動画再生あたり」です。
インストリーム動画の50%以上が画面に表示された状態で2秒経過した時点で課金がなされます。
100%表示され3秒経過したとき
もう1つのタイミングが「3秒/100%のインストリーム動画広告再生あたり」です。
インストリーム動画全体が画面に表示された状態で3秒経過した時点で課金が行われます。
50%以上表示され6秒経過したとき
さらに、もう1つ課金形式があります。
インストリーム動画の50%以上が画面に表示された状態で、6秒経過すると課金される形式を選ぶこともできます。
これは2019年に始まったばかりの新しい課金形式です。
Facebookでもインストリーム広告は配信されています。
Facebookのインストリーム広告は、投稿された記事の中にある動画の再生中に5秒〜120秒のインストリーム広告が表示されます。
その課金タイミングは以下の通りです。
1000表示ごとに課金
FacebookではCPM(インプレッション課金)が行われていて、1000回表示ごとに課金されます。
認知度の向上に効果的です。
10秒以上表示されたとき
CPV形式での課金が行われており、こちらは10秒再生毎のコストで計算されます。
再生単価は10秒当たり100円から150円がおおよその相場です。
まとめ
インストリーム広告における各媒体別に広告費の課金タイミングを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
それぞれの媒体によって、コンバージョンにつながりやすい動画広告も異なっています。
各媒体のインストリーム広告を見て、自社はどこに広告を出せば良いかを、広告予算とも照らし合わせて検討しましょう!