ウェビナーのアンケートは実施する!データをマーケティングに活かす

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ウェビナーのアンケートって必要?
アンケートの設問になにを書けばいいのかわからない……

ウェビナーのアンケートは絶対に実施する必要があるわけではありません。

しかし、アンケートを実施すると見込み顧客のデータ収集やウェビナーをより良いものにできるヒントなどが分かるかもしれません。

この記事では、ウェビナーでアンケートを実施するメリットと必ず用意した方がいい設問を解説します。

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ウェビナーにおけるアンケートの役割

マーケティング用語に「ナーチャリング」という言葉があります。

ナーチャリングとは、見込み顧客を顧客に育てるという意味で、ウェビナーでいえばウェビナーの参加者が顧客になることを指します。

顧客になってもらうために、重要なのが潜在ニーズを把握することです

潜在ニーズに近い情報を参加者に送ることで、ナーチャリング効果の上昇が期待できますし、適切なタイミングで広告やメールを送れるようになります。

潜在ニーズはアンケートの答えから見つけることができるため、ウェビナーにおいてアンケートの役割は重要です。

アンケートを実施する方法

ウェビナーでアンケートを実施する方法は2つです。

「ウェビナーツールのアンケート機能」を利用する方法と、「外部のアンケートツール」を利用する方法があります。

ウェビナーツールのアンケート機能

最も簡単な方法はウェビナーツールのアンケート機能を利用する方法です。

アンケート機能は利用するウェビナーツールによって変わりますが、ウェビナー終了後にポップアップでアンケートが表示されるか、アンケート用のページに切り替わるのが一般的です。

アンケート結果をExcelに出力できたり、自動的に集計してくれるウェビナーツールもあります。

アンケート機能はすべてのウェビナーツールに搭載されているわけではないので、ウェビナーツールを選ぶときのポイントにするといいでしょう

外部のアンケートツールを利用する

ウェビナーツールにアンケート機能がない場合は、外部のアンケートツールを利用します。

アンケートツールを利用する場合は、アンケート用のサイトを作成して参加者にリンクへアクセスしてもらう必要があります。

回収したアンケートは、ウェビナーの参加者と照らし合わせて集計するため、ウェビナーツールのアンケート機能と比べると集計の手間がかかってしまいます。

ウェビナーでアンケートを実施するメリット

アンケートを実施するかどうかは主催者の判断です。そのため、アンケート実施しないという選択をとることもできます。

しかし、ウェビナーをこれから定期的に開催したいと考えている方や、初めてウェビナーを開催する方はアンケートの実施をおすすめします。

ウェビナーを開催するメリットを4つ解説します。

ウェビナーを発展できる

ウェビナーを定期的に開催する場合は、集客が重要です。

リピーターや口コミで参加者を増やすためには、ウェビナーの内容を毎回ブラッシュアップしなければいけません。

アンケートを実施すると客観的に評価してくれるため、良い所だけではなく悪い所もわかります。

例えば、「基本的な情報ばかりで退屈だった」という意見が多くあった場合はもう少し高度なウェビナーにしたり、「映像が見にくい」という意見があった場合はカメラの性能を上げると来場者の満足度が高くなるでしょう。

見込み顧客のデータを収集できる

ウェビナーの来場者は、自社や自社商品に興味を持っていることが考えられます。

このような顧客になる可能性が高い見込み顧客の個人情報などのデータをアンケートで収集できます。

収集した連絡先からウェビナー後にお礼のメールや商品のカタログを送ったり、自社のターゲット層とマッチしているのかアンケート結果で確認することもできます。

参加者の興味や集中力を維持する

ウェビナーはパソコンやタブレットから参加できるため参加しやすいというメリットがありますが、途中退出されやすいリスクもあります。

途中退出を防ぐために、アンケートを利用して興味や関心をキープします。

例えば、講演の途中でアンケートを実施して結果を公開して共有するなど、参加者に一体感を体験してもらうウェビナーの方が、登壇者が一方的に話すウェビナーよりも途中退出を防ぐことができます

潜在ニーズを発見できる

アンケートで見込み顧客の潜在ニーズを発見できる場合があります。

「〇〇に興味を持ったのはなぜ」、「〇〇というテーマのウェビナーに参加した理由を教えてください」といった質問は潜在ニーズを発見できる可能性がある質問法です。

潜在ニーズがわかると、見込み顧客がどのような商品や情報を求めているのか分かるため営業に活かすことができます

ウェビナーのアンケートで必須の設問

ウェビナーアンケートの設問は、主催者が自由に決められます。

アンケートで何を知りたいのか、どのような目的があるのかよく考えて設問を決めるといいでしょう。

設問は自由に決められますが、必ず取り入れておきたい設問を5つ紹介します。

参加者の個人情報

氏名や会社名、役職、部署、連絡先などの今後アプローチをする際に必要になる情報を収集できます。

次回以降のウェビナーの案内や自社商品の紹介などさまざまな場面で役立つため、アンケートのなかで最も重要な設問です

ウェビナーの受講目的

ウェビナーの参加者はなにかしらの悩みや課題を持っており、セミナーを受講して解決したいと思っています。

参加者のなかには主催者が想定していない目的を持って参加している場合もあり、ターゲット層の拡大が期待できます。

ウェビナーの満足度

ウェビナーに参加して目的が達成できたか確認できます。

満足が高い場合は、ウェビナーの方針はあっているので新しい情報を足したり細かい部分のブラッシュアップをしていくといいでしょう。

しかし、満足度が低い場合は参加者のニーズとマッチしていない場合があるため、根本的に構成や内容を見直す必要があります

次回のウェビナーに期待すること

今後も定期的にウェビナー開催したいと考えている場合に必須の設問です。

アンケートの結果をもとにウェビナーのテーマや内容を決めると参加者の満足度が高くなるでしょう。

アンケートの回収率を上げる3つのポイント

アンケートの回収率を上げるポイントは以下の3つです。

  • アンケートの設問はできるだけ少なくする
  • 記述式の回答を少なくする
  • アンケートの声かけをする

まず重要なのが参加者に「アンケートに答えよう」と思ってもらうことです。

設問の数をできるだけ絞り、チェックボックス等の選択式の回答を多くして、逆に記述式の回答を少なくするといいでしょう。

また、アンケート実施の声かけを登壇者がしっかりとおこなうことも重要です。

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