300社導入達成【VideoDX TSUTA-WORLD】長文挨拶
株式会社TSUTA-WORLDの代表取締役の山岡です。
説明用アニメ動画制作サービス「TSUTA-WORLD」は2019年11月にリリースしました。
おかげさまで、オープン当初より多くの引き合いを頂いております。
2022年5月受注分を7月に納品し、300社に導入させていただきました。
これも一重に多くのご愛顧のおかげでございます。
元々この説明用アニメ動画「TSUTA-WORLD」は代表である私の痛みをもとに構築されたビジネスモデルでした。
どういった痛みかというと
前職にて私はCIOという「IT投資担当」を担っておりました。
IT担当ということもあり、多くの企業からIT提案を受けていたのですが、IT業界の方々は専門用語を遠慮なく言ってくるため
内容が複雑でわからないことが多かったのです。
理解ができないことで、自己肯定感も下がり、結果気持ちも落ち込んでいきました。
その時に思ったんです、同じように思っている方は結構いるんじゃないか?
そう思いアンケートを200名以上にとり得られた結果は
説明を受けた方が、説明が下手な方に対し持った感情は憎悪でした。
憎悪が85%というとんでもない数字だったのです。
ちなみに私が感じた自己肯定感が下がるとか、自身が悪いと思ってしまうというパターンは10%でした。
当然ですが、マイナス感情を持った段階で、商談等は難しくなっていきますし、人と人との間に争いの火種を作られていくわけです。
この結果を受けて、実は伝わらないという問題が、「愛」が全く無い世界だということがよくわかったんです。
愛ある場所に争いの火種は出ないでしょうし、気持ちが落ち込むようなこともきっと無いはずです。
私はこの「伝わらない問題」というのをどうやって解決していくのか、検討しはじめました。
このTSUTA-WORLDのモデルになった話をします。
ある日、ITの営業を受けていた時に、相手の説明がなんだかよくわからないけど、どうも良さそうな商材というのがありました。
お恥ずかしながら、よくわからないまま社内稟議を上げたところ、何を言っているのかわからないと言われ承認されなかったんです。
当然ですよね、よくわかっていないんですから(笑)
改めて説明してくれた会社のほうへ訪問したところ、説明をしてくれた営業の上司の方も同席されました。
その方の説明は非常にわかりやすく、よりクリアになり、結果社内への再稟議で承認されたのです。
このときに思いました。
本来結ばれるはずのA社とB社は、伝わっていないことにより結ばれない状態だった。
ですが、わかりやすい説明役(上司の方)のおかげで両想いになれた。
ようは、上司の方は素晴らしいラブレターの役割をしてくれたということです。
このモデルをベースに、どのようにすれば伝わるのかを研究し、つくりあげたのが「説明用アニメ動画 TSUTA-WORLD」になります。
説明というのは営業マンに頼ってしまうと、単純に営業マンの力量で説明の差がついてしまい、正しい説明がされているのかわからなくなってしまいます。
ですが、これを常に同じことをいうものに置き換えることで、一定の説明品質を持つことができるという発想からスタートしました。
これは「動画」がベストだろうと考えました。
動画は1分で3600ページ分に値する情報量があると言われています。
動画には2種類あります。
「実写」「アニメ」です。
アニメのほうが実写に比べ理解度が15%高いというのを心理学者のリチャードワイズマン氏が提唱しています。
そのため説明においては「アニメ」を選択しました。
アニメは実写に比べ、スキルがとても必要になります。そのため、参入障壁が高くなります。
しかしここまでは、まだ世の中に出ているレベルです。
競合優位性もあまり無いでしょう。
弊社では、さらにゴールデンタイムの番組に参加経験のある構成作家が台本を作成するという形にしました。
まとめるプロである構成作家で、一線級の作家が作るわけです。非常に強力な台本になります。
ただ、そうなってくると問題になるのが価格設定です。当然ですが、作家も入れたりなどをしていくと費用が高くなってしまいます。
そこで弊社では、当時アジア最貧国だったバングラデシュの制作スタジオを使うことにしました。
これはオフショア動画制作というスキームです。
おかげで、価格面にて費用面を抑えられるようになり価格優位性も生まれました。
そうして他社の参入障壁が非常に高い設計になったのが
「説明用アニメ動画制作 TSUTA-WORLD」です。
リリースして初月で20社の契約が生まれ、非常に良いスピードで進んで言っており、今日に至っております。
話は戻りますが
このように作り上げた理解力特化型としての動画ソリューション
これは、エピソードで話した上司の説明力というのを、動画で表現したものになります。
私はこれを「動画ラブレターツール」だと私は考えています。
ビジネスモデルというのは徐々に変化していくものです、上述している弊社のビジネスモデルも
もしかしたら来年にはビジネスモデルが変わっているかもしれません。
ですが、「動画ラブレターツール」という「愛を持ったもの」を作るというのを根幹に今後も精進してまいります。
長文になりました、乱筆乱文お許しください。
株式会社TSUTA-WORLD
代表取締役 山岡優樹