【広告運用担当者必見】Twitter動画広告の効果をあげるコツは?

 

世界では、3億3000万人以上のユーザーがいて、日本でも4500万人以上のユーザーがいるTwitter。(2021年2月現在)

近年では、様々な動画広告が載せられ、マーケティングにも大いに活用されています。

しかし、なかには

  • 運用の際に何に気をつければ良いのか
  • どうやれば効果的な運用ができるのか

    このように思っている人も多いと思います。

    そこで、本記事ではTwitter動画広告についてその作成と運用のコツを解説します!

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    Twitterの広告効果とは?

    Twitterは日本国内だけでも月間アクティブユーザー数が4500万人もいると言われているSNSです。
    2006年にリリースされてからユーザー数は現在も伸び続けていて、幅広い世代に使われています。

    Twitterはご存知の通り短文投稿に特化しているので、ユーザーたちは1日に何度もTwitterを閲覧しています。
    さらにTwitterにはRT(リツイート)機能があり、個人の投稿が無限大に拡散されて多くのユーザーの目に触れることがあります。

    • アクティブユーザー数が多い
    • 1日に何度も閲覧される
    • 拡散性が強い

    このような特徴から、Twitterは広告配信に非常に向いているSNSと言えます。
    Twitterで配信した広告がヒットすれば、商品・サービス・企業の認知度やコンバージョン率(広告対象が購入された・申込された割合)が劇的に上昇するでしょう。

    Twitter動画広告作成のコツ

    Twitterの動画広告の作成のコツを知る前に、Twitterの動画広告とはそもそもどのようなものなのかを深く知りたい方は以下の記事をご覧ください。

    ここでは、拡散性が高く多くの人に観てもらえる高質なTwitter動画広告を作成するための、4つのコツを紹介していきます。

    ツイートやサムネイル画像で興味を惹かせる

    サムネイル画像』とは、YouTubeの動画をイメージするとわかりやすいですが、動画を再生する前に動画に表示されているトップ画像のことです。

    このサムネイル画像の設定は、Twitter動画広告においても可能です。
    デザイン性の高いサムネイル画像やインパクトのあるサムネイル画像がついたYouTubeの動画を見てみたくなるのと同じで、Twitterの動画広告でもサムネイル画像に凝ってみましょう。

    さらに、Twitterならではの特徴として、ツイートで動画内容を補足したり、内容に触れることができます。

    Instagramなどの他のSNS上でもできますが、Twitterは、リンクへの直アクセスも可能なうえ、文字も目立ちやすいので、動画を再生してみたくなるツイート文章をくっつけてみましょう。

    字幕で内容がわかるようにする

    Twitterはスマホユーザーの利用率が高く、音声を消した状態で見られることがよくあります。そのため、動画にもテキストや字幕を入れましょう。

    Twitter社によると、文字の入った動画は視聴される可能性が11%高くなり、視聴完了率も28%高くなるということが報告されています。

    短時間で伝える

    Twitterは140文字以内の短文投稿ができるSNSで、この制限文字数のために非常に流れが速く、ツイートもすぐに埋もれてしまいます。

    ユーザーの意識の移り変わりも全SNSの中で一番速いので、動画広告の長さも短めにしましょう。

    30秒の動画と15秒の動画の場合、テレビでは30秒のほうが視聴者の記憶に残りますが、Twitterにおいては15秒のほうが視聴者の記憶に残ります。

    スマホで観られることを意識する

    スマートフォンからのアクセスが多いTwitter。スマートフォンは縦長の動画を見るのに適したデバイスなので、Twitter動画広告も縦長にすることを意識してみましょう。

    横長動画の場合、スマートフォンでは再生画面が小さくなってしまいますが、縦長であればフルサイズで動画を視聴できます。

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    開始数秒で惹きつける

    Twitterのような流れの速いSNSでは、いかにパッと見で視聴者の気を引くかが重要です。
    よってTwitter動画広告も、開始3秒程度により力を注いで、視聴者を惹きつける工夫をしましょう。

    Twitter動画では、冒頭3秒に人間が出てくると視聴者のコンテンツに対する情動が133%アップすると言われています。また、ストーリー展開の速い動画も3秒後の視聴継続率が58%アップするとのことです。


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    Twitter動画広告の種類

    Twitterではさまざまな動画広告を配信することができますが、どのような動画広告を配信することができるのでしょうか?

    Twitterで配信可能な動画広告をまとめてみました。
    下記5種類の動画広告を配信することができます。

    プロモビデオ

    「プロモビデオ」とは、自分のアカウントのタイムライン上に表示される動画広告です。
    Twitterをやっている方は目にしたことがあるのではないでしょうか。
    普通のツイートと同じフォーマットになっているので、ユーザーの目に違和感なく映ることになり、ユーザー自身のタイムライン上に表示されるので知覚されやすくなっています。

    「プロモビデオ」の動画は自動再生され、60秒未満の動画はループ再生されます。

    プロモビデオの規格は以下の通りです。

    動画の長さ 最大2分20秒
    ファイルサイズ 最大1GB(30MB以内推奨)
    ファイル形式 MP4・MOV
    動画ビットレート 1080p動画:6,000k~10,000k(6,000k推奨)
    720p動画:5,000k~8,000k(5,000k推奨)
    推奨動画サイズ 1200x1200(1:1の場合は最小600x600)
    フレームレート 29.97FPS・30FPS

    インストリーム動画広告

    「インストリーム動画広告」は、Twitter社がコンテンツパートナーとして提携している企業の動画コンテンツの本編が始まる前に、CMのように挟まれる動画広告です。

    Twitter社はニュースメディア、エンターテインメント系企業などさまざまなジャンルの企業とコンテンツパートナーシップを結んでいます。
    パートナー数は厳選されていて、インストリーム動画広告は世界的に影響力のある企業の動画コンテンツに配信することができるので、認知度向上に大きく貢献します。
    プロモビデオとは違ってTwitter以外のサイトにも動画広告を配信できるので、Twitterユーザー以外からも流入が期待できます。

    インストリーム動画広告の規格は以下の通りです。

    動画の長さ 最大2分20秒(推奨15秒以下)
    ファイルサイズ 最大1GB(30MB以内推奨)
    ファイル形式 MP4・MOV
    動画ビットレート 1080p動画:6,000k~10,000k(6,000k推奨)
    720p動画:5,000k~8,000k(5,000k推奨)
    推奨動画サイズ 1200x1200(1:1の場合は最小600x600)
    フレームレート 29.97FPS・30FPS

     

    Amplifyスポンサーシップ

    「Amplifyスポンサーシップ」はインストリーム動画広告に近い形態ですが、企業自らコンテンツパートナーを選んで1対1のスポンサー関係を結び、動画広告を配信することができます。

    広告主の嗜好に近いコンテンツパートナーのもとで動画広告を配信することができるので、イメージを損なうことがなくターゲット層も逃しません。
    ご希望のパートナーのライブ動画やハイライト動画など視聴者数の多い動画に動画広告を掲載することで、パートナーと一体での動画プロモーションが可能です。

    動画広告の入稿は広告主自らTwitter上で行うことができません。
    Twitter認定代理店に問い合わせする必要があります。

    Amplifyスポンサーシップの規格は以下の通りです。

    動画の長さ 6秒以内
    ファイルサイズ 最大1GB(30MB以内推奨)
    ファイル形式 MP4・MOV
    動画ビットレート 1080p動画:6,000k~10,000k(6,000k推奨)
    720p動画:5,000k~8,000k(5,000k推奨)
    推奨動画サイズ 1200x1200(1:1の場合は最小600x600)
    フレームレート 29.97FPS・30FPS

    ファーストビュー

    「ファーストビュー」とは、イベント当日や商品の発売日に最も効果を上げる動画広告です。
    1日1社24時間限定で、広告主が設定した日にユーザーが最初にTwitterにアクセスしたとき、タイムラインのトップに動画広告を表示させることができます。

    1日1社24時間限定となっているのは、その日Twitterにアクセスした全ユーザーに動画広告を表示するためです。
    イベント当日や商品発売当日に大規模なリーチを獲得することができます。

    Amplifyスポンサーシップと同様、広告主自らTwitter上で入稿することはできないので、
    「配信したい」と思ったら、Twitter認定の代理店に問い合わせる必要があります。

    ファーストビュー動画広告に関してはさまざまなフォーマットを利用できるため、形式などの規格は利用するフォーマットにより全く異なります。

    詳しくは各Twitter認定代理店にお問い合わせください。

    プロモライブビデオ

    「プロモライブビデオ」Twitter上でライブ配信し、ユーザーたちと双方向にやりとりができる動画広告です。
    大規模なイベントをライブ配信したり、商品の企画会議や展示会・ショーの様子を配信したりすることでユーザーからの興味を惹き、集客につなげることができます。

    Twitter以外のSNSでもライブ配信は盛んに行われていて、リアルタイムなやり取りが可能なので、ユーザーとの一体感を感じさせる手法としていま「生放送」に注目が集まっています。
    プロモライブビデオはTwitterでの即時的な集客にもってこいの動画広告です。

    ライブ配信はTwitter認定代理店を通す必要があり、Twitter社もプロモライブビデオの戦略についてアドバイスを行っていますので、興味がある方は問い合わせてみましょう。

    プロモライブビデオの規格は以下の通りです。

    動画ビットレート 最大12Mbps(推奨:9Mbps)
    推奨動画サイズ 1200x1200(1:1の場合は最小600x600)
    フレームレート 60FPS (推奨:30FPS)
    オーディオビットレート 最大128bps

    Twitter動画広告のメリット

    さまざまなTwitter動画広告を紹介しましたが、これほど多様なTwitterでの動画広告配信には、どんなメリットがあるのでしょうか?

    代表的なメリットを見てみましょう。
    配信前・配信後を通じて、企業は以下3点のメリットを得ることができます。

    拡散を期待できる

    Twitterは投稿できる文字数が140文字以内、という性質上ユーザーは1度目にしたツイートは必ず最後まで読み切ることができます

    リツイートもタップ1つで即座に実行できるので、共感されたツイートはすぐにリツイートされます。
    Twitterはこの仕組みでユーザーたちが日々リツイートを繰り返しているため、多くのユーザーからリツイートされたツイートは「拡散」という形で、Twitterの海の中に広まっていきます。
    拡散されるとさらに多くのユーザーからツイートを見られるので、かなりの広告効果が期待できます。

    さらに動画は、静止画と比べて動きがついている分、もともとユーザーに与えるインパクトは強くなっています。
    動画のインパクトの強さとTwitterならではのリツイート機能によって、動画広告は拡散を狙うことができます。

    ターゲットを絞りやすい

    テレビCMは「自社商品のターゲット層だけに制作したCMを見せる」というような、ターゲットを絞っての配信はできません。
    でもTwitterならターゲットを絞っての動画広告配信が可能です。

    Twitterは広告配信にあたって、かなり詳細なターゲティングが可能です。
    言語・年齢・性別でのターゲティングのほか、市町村レベルでの地域・携帯電話会社やwi-fi接続端末などでもターゲットを絞り込むことができます。

    ツイート内容を分析してキーワードを使ったり、25カテゴリー350種類以上の興味関心からターゲティングすることも可能で、多様な設定が可能です。

    設定次第では「自社商品のターゲット層だけに制作した動画広告を見せる」こともできます。

    視聴された分だけ支払えばいい

    テレビCMではテレビ局と契約した時点で、放送枠によっては数百万単位の広告費が発生します。
    しかし広告費を払ったからといって、必ずターゲット層に制作したCMを見てもらえるわけではありません。
    莫大な広告費をかけたのに思うような成果が出ない可能性があります。

    Twitterではそのリスクを回避することができます。
    Twitterの動画広告では、原則、視聴されなければ広告費は発生しない仕組みになっています。

    Twitter動画広告では以下3種類の課金体系から選択することができます。

    • 動画の50%以上が画面に表示されて2秒経過した時点で課金
    • 動画全体が画面に表示されて3秒経過した時点で課金
    • 動画が表示された状態で6秒経過した時点で課金


    入稿時に1動画再生あたりの広告費を設定しますが、最小限の予算で最大限の効果が出るように入札価格をTwitter側で自動設定してくれます。

    Twitter動画広告は、テレビCMと比べてかなり安価で配信できます。

    Twitter動画広告運用のコツ

    「質の高いTwitter動画広告を作成するコツはわかったけれど、心配なのは実際の運用。運用面で効果を上げるにはどうすれば良いのか?」こういった疑問の声を投げかけたいかもしれません。

    無数のツイートが行われ、ただでさえ埋もれやすいTwitter動画広告は、以下の4点に気を遣って運用をしましょう!

    リツイート拡散を狙う

    Twitterならではの機能が「リツイート」です。Twitter動画広告がリツイートされると、リツイートしたユーザーのタイムラインにその動画広告が掲載されます。

    すると、そのユーザーのタイムラインに載った動画広告を見た別のユーザーがリツイートしてくれる可能性もあり、これが積み重なると動画がどんどん拡散されるようになります。

    こうして多くのユーザーの目に入ることで商品やサービスの知名度が上がるため、冒頭数秒や文字ツイートを工夫するなどしてリツイート拡散を狙いましょう。

    リツイートされやすい投稿の一つに、誰かに有益な情報を投稿するというものがあります。具体的には、データなどを独自にインフォグラフィックスにして共有するという手段などです。

    インフルエンサーを使う

    リツイート数を増やすには、インフルエンサーなど大量のフォロワーを抱えている人に動画広告の宣伝ツイートをお願いしたり、実際に動画内に登場してもらいましょう。

    たとえツイートや出演が叶わなくても、インフルエンサーがリツイートするだけでもその動画広告は拡散されやすくなります。

    動画以外のプロモーションも同時に行う

    Twitter動画広告では、

    「リツイート&フォローしてくれた人の中から○名様に□□□をプレゼント!」
    「リンク先キャンペーンサイトで割引券が手に入る」

    など、Twitter機能を使ったり、本文内にリンクを貼ってサイトに誘導するなどして、なんらかのキャンペーンを同時開催することができます。

    動画付きのツイートに合わせてこのようなプロモーションを並行して行うと、動画の拡散率が上がったり本来の目的である新規顧客獲得とユーザーの購買行動につながりやすくなります。

    ターゲティングをする

    Twitterは非常に細かなターゲティングができることは上でご説明しましたが、

    ユーザーは自分の興味や関心に基づいたツイートをするので、Twitter広告の機能の1つであるキーワードターゲティングを使ってみましょう。

    この機能を使えば、動画を見せたいユーザー層のタイムラインに動画広告が映ります。

    広告ごとのターゲティングも可能なので、商品単位でターゲティングをしっかり設定しましょう。


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    まとめ

    いかがでしたでしょうか?

    Twitterは短文投稿サイトであるだけに非常に流れが速いため、動画広告を作成する際もこの流れの速さを何よりも意識する必要があります。

    また、運用に関しては、ユーザーが何も文章を打たなくても拡散してくれるTwitter独特の「リツイート」をしてもらえるように意識することが効果を上げるうえで大切です。

    他のプロモーション活動も合わせて立ち上げ、連動させながらTwitter動画広告作成・運用に挑戦しましょう!

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