広告をブロックしたい！メリットと注意点を解説

インターネットの普及率が向上し、同時にIT技術が発展し続けている現代では、インターネットの利便性がかなり高くなっています。

「自分の欲しい商品を通販で探したい」、「気になるお店の情報を調べたい」「暇だからとりあえずインターネットで時間を潰そう」などさまざまな用途があります。

そんな時、見たくない広告や前は気になっていたけどすでに解決した内容の広告などが掲載されることはないでしょうか。

これらはストレスになりますし、快適な時間を妨げられることがあります。

今回はそんな余分な広告をブロックするメリットやブロックする為におすすめのツールをご紹介していきます。

広告ブロックのメリットとデメリット

「余計な広告をブロックすることなんてメリットしかない」と思われる方がほとんどでしょう。

実は広告をブロックすることでメリットと同時にデメリットも生じてしまうのです。

メリットとデメリットの主な理由についてご紹介していきます。

広告ブロックのメリット

インターネットの利用が快適になる
広告ブロックの最大のメリットとしては「快適さの向上」という点が挙げられます。

日頃ネットサーフィンや調べ物をしてある目的の為にインターネットを使用している中、いきなり全く関係ない情報やその時に欲しくもない情報が入り込んでくるのは誰しもがストレスに感じてしまいます。

また、広告を消すにはいちいち「閉じる」や「×ボタン」を押さなければいけないという手間も必要とされます。

そのため、広告ブロックをすることで余計な情報が入り込んでしまうことを未然に防ぐことができ、余計な時間やストレスを感じずにインターネットを使用することができるのです。

読み込みが速くなる
広告が含まれているサイトでは情報量が余計に多いことで読み込みまでの時間がかかってしまうことがあります。

そのため、自身が見たい情報が載っているサイトでも広告の情報を読み取ろうとして完全に表示されるまでの時間が遅くなってしまうのです。

これは事前に広告ブロックをしておき、そもそも広告を表示させる必要がない状態にしておくことで、サイトを開く際に必要以上の情報読み取りがなくなり表示が速くなります。

通信料の削減になる
インターネットを利用する上では情報を読み取る際に「通信料」がかかってしまいます。

皆さんも携帯電話を利用する上では毎月の通信料がかかっているでしょう。

通信料の金額は読み込み情報が多ければ多いほど高くなってしまい、広告が多いサイトを開けば開くほど高くなってしまうので、事前にブロックをすることで余計な通信料をかけずに済みます。

広告ブロックのデメリット

情報収集ができない
インターネットを利用している際に表示される広告では、全く関係ない広告があればトラッキングという技術により、利用者の端末データを元に利用者が探しているであろう情報を提供しようとする広告もあります。

例として次のようなケースがあります。

このように、自身で探しても見つからなかった情報も表示された広告を元に収集することができ、自身の抱えていた悩みや問題を解決するということもできますが、広告をブロックしてしまうことでこのような情報が表示されなくなってしまいます。

広告ブロックの注意点

次に広告ブロックをする際の注意点ですが、いかに広告をブロックしても必ずしも問題が解決するというわけではなく、いくつかの注意すべき点があるのです。それでは主な注意点についてご紹介していきます。

全ての広告が非表示になるわけではない

広告ブロックをすることで一部の広告の表示を防ぐことはできますが、全ての広告の表示を防ぐということはできません。

なかには広告ブロックを回避して表示をさせているサイトもあります。

一部のサイトに不具合が起こることもある

広告ブロックを行うことで、本来であれば適切であるはずのコンテンツを誤ってブロックされてしまうこともあり、適切なコンテンツが表示されなかったりフォームの送信ができないというケースもあるのです。

悪質なブロックツールもある

IT技術の発展により、さまざまな広告ブロックのツールが開発されていますが、なかには悪徳な業者が個人情報収集などを目的にブロックツールを開発することもあります。

誤って悪徳業者が開発したブロックツールを使用してしまうと、端末内の個人情報が抜き取られてしまったり不当にアクセス権限を求められるということもあるので要注意が必要です。

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おすすめの広告ブロックツールを紹介

広告のブロックツールはしっかりした実績や信頼があるツールを使うべきですが、現在では数多くのブロックツールが存在します。

今回はその中でも特におすすめの広告ブロックツールをご紹介します。
※ご紹介する広告ブロックツールは2022年4月段階で評価が高いものです。ダウンロードする際は口コミやレビューなどを参考にして、信頼できるものを自己責任でダウンロードしてください。

AdBlock

「AdBlock」は、広告ブロックのツールとして世界中でも数多くのユーザーが利用している人気のツールです。

AdBlockではデフォルトの設定でYouTube広告が非表示設定になっており、WebサイトだけでなくFacebook広告やポップアップ広告、バナー広告など幅広い広告に対応しています。

また、「AdBlock Plus」という広告だけでなく、マルウェアへのアクセスブロック機能も付いているため、広告ブロックだけでなく端末のセキュリティ面もカバーができます。
※マルウェアとは、有害に動作することを目的とされているソフトのことであり、ネット上のウイルスのことを指します。

Ghosteryプライバシー広告ブロッカー

「Ghostery」は無料でサイトやYouTube広告、ポップアップ広告などをブロックできるツールです。

Ghosteryによってブロックされた広告の空白部分は自動的に無くなりますが、YouTube広告をブロックした際には空白が残ってしまいます。

また、追跡防止機能がついているため、プライバシー保護にも繋がります。

スマートフォンやタブレット用の広告ブロックツールもある

スマートフォンやタブレットでインターネットを活用する方も多いため、現在ではスマートフォンやタブレット向けの広告ブロックアプリも開発されています。

なかにはiOSかAndroidにしか対応していない物もありますが、それぞれの端末で使えるおすすめの広告ブロックアプリをご紹介していきます。

AdGuard(iOS対応)

「AdGuard」は少ない項目を設定するだけで幅広い広告をブロックすることができます。

しかし、なかにはブロックしきれずにしつこく表示される広告もあるため、その時には手動で設定する必要があります。

AdFilter(iOS対応)

「AdFilter」は広告のブロックに加えてSNSのシェアボタンの広告も非表示にすることができます。

不要なボタンを消すことでサイトが見やすくなります。

AdBlockブラウザー(Android対応)

「AdBlock」ブラウザーは広告ブロックだけでなく、有害なウイルス対策にも対応しています。

セキュリティ面の強化も行うことができます。

まとめ

広告ブロックにはメリットとデメリットがあります。

また、それぞれのインターネットの使用目的や端末によって適切な広告ブロックツールが異なります。

そのため、広告ブロックツールを活用する際には、自身と同じような境遇のユーザーからの口コミや評価を確認し、自身に適切な広告ブロックを探してみることをおすすめします。