(海外IT事例)ブロックチェーンで資源枯渇を解決する食品会社

「バンブルビー」という食品会社が米国にあり、主にツナ缶を製造しています。原料となるマグロを漁獲しなければなりませんが、近年は資源枯渇の問題から逆風が吹き始めています。資源枯渇はバンブルビーに限らず、食品業界が抱える課題となっています。
バンブルビーは一般的な食品会社ですが、ブロックチェーン技術を活用して資源枯渇の問題にアプローチを行なっています。今回は食品業界の課題をITで解決した事例をご紹介しましょう。

資源の枯渇を防ぎたい

近年、魚を過剰に水揚げして生態系に悪い影響を与えてしまうことなどをまとめた「資源の枯渇」が問題になってきています。この問題については、気にしている消費者は意外にとても多く、資源枯渇に向き合わない企業の商品は、消費者に選ばれにくくなってきているのです。
品質の良い商品を作るだけでなく、資源枯渇の問題にも真剣に向き合わなければならないバンブルビー。そこで、ブロックチェーン技術を活用することにしました。

ブロックチェーン技術を活用


「ブロックチェーン」は仮想通貨に限った技術ではなく、食品の供給にも応用できる技術です。バンブルビーでは、パッケージにQRコードを施し、ブロックチェーンで管理できるようにしたのです。
これにより、食品が生産者から物流、販売店を経て消費者に届くまでの流れが明らかになりました。生産した食品がどれくらい消費者に届いているかが分かるため、食品の無駄や廃棄を減らすことができるのです。

消費者にとって新たなメリットも

QRコードは消費者自身が読み取ることもできます。消費者がQRコードをスマホなどで読み取ると、いつ・どこで獲れた魚を使った食品であるかが分かるようになっているのです。
日本でも、産地偽装によって食品会社が消費者の信頼を失う事例は多く、米国でも同様のことが起こっています。ブロックチェーンでQRコードを管理することにより、食品に関する情報を偽装できなくなるので、「食の安全」が守られるのです。
バンブルビーのIT導入事例は、消費者にとっても大きなメリットがあると言えるでしょう。

まとめ

米国の食品会社「バンブルビー」が商品の供給網にブロックチェーン技術を導入した事例をご紹介しました。生産者と消費者の両方にメリットがある課題解決を実現できた事例です。
ブロックチェーン技術は、仮想通貨だけのものではありません。今後はさまざまな業界でブロックチェーン技術が応用されていくと考えられます。
英文参考リンク

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