「健康」がテーマのオンライン展示会を解説！メリットとできること

「オンライン展示会ってなにができるんだろう……」
「「健康」がテーマのオンライン展示会ってなにがあるのかな？」

「健康」がテーマのオンライン展示会は、運動、食品、介護やリハビリなどさまざまあります。

この記事では、「健康」がテーマのオンライン展示会ではどのような出展があるのか、オンライン展示会ならではのできることを解説します。

「健康」のオンライン展示会はさまざまなジャンルがある

健康がテーマのオンライン展示会は主に以下のジャンルがあります。

• 運動
• 健康食品
• スポーツファッション
• リハビリ
• 介護

それぞれ別々で展示会が開催されるケースがありますが、オンライン展示会では健康というテーマで統一される場合が多いです。

運動

運動ジャンルでは、主にスポーツジムで利用する機器やシステムが展示されます。

• フィットネスマシン
• トレーニングマシン
• スポーツウェア
• 運動プログラム
• 会員管理システム　など

オンライン展示会はインターネット上で開催されるため、実際にマシンを触ることはできません。

しかし、VRやARなどのバーチャル技術を利用してリアルに近い感覚でマシンを体験してもらうことができます。

また、「運動プログラム」と「会場管理システム」はオンライン展示会の方がオフラインの展示会よりも、自分のペースでじっくりと商品をみれるため商品情報を伝えやすくなります。

健康食品

健康食品に法律上の定義はありません。健康の保持と促進に資する食品が健康食品になります。
（参考）厚生労働省｜「健康食品」のホームページ

健康食品は展示会で、試食や試飲を実施して商品を知ってもらうのが有効なマーケティングでした。

オンライン展示会は参加者に直接会うことはないため、試飲や試食はできません。

しかし、オンライン展示会には商品のメリットや特徴を説明動画などを用いて分かりやすく伝えられるメリットがあります。

試飲や試食はできませんが、ブース来場者にサンプルやノベルティを送るなどをすると良いでしょう。

スポーツファッション

スポーツファッションはウェアやシューズなどのほかに、ヘアバンドやリストバンドなどのアクセサリーも当てはまります。

オンライン展示会では試着ができないため、「新素材」や「新技術」の紹介をして商品やブランドの知名度向上を目指すといいでしょう。

リハビリ

リハビリ機器や商品の展示会では、実際に機器を体験してもらいます。

オンライン展示会では機器を体験できないため、ライブ配信でデモンストレーションをしたり、実際に利用している様子などを撮影した動画を流したりします。

リハビリ機器や商品は実物を確認しないと購入するのが難しいため、「展示会ブース来場者には1ヶ月無料レンタル」などの特典を用意するといいでしょう。

介護

介護や福祉機器は以下の物が挙げられます。

• 移動補助製品
• 福祉車両
• 介護ロボット
• コミュニケーション機器　など

介護や福祉機器は、安全性や性能を確かめるために実際に体験してもらう必要があるため、オンライン展示会にはあまり向いていないかもしれません。

しかし、「このような技術があるんだ」「こんな研究をしているのか」と来場者に知ってもらう場としてオンライン展示会を活用すると、将来的な顧客と出会える可能性があります。

オンライン展示会ならではのできること

オンライン展示会はインターネット上で開催される展示会です。

そのため、実際の商品や機器を体験してもらうのは難しいですが、オンラインだから体験できることもあります。

ライブ配信で体操やストレッチプログラムの体験ができる

オフラインの展示会でも体操やストレッチプログラムの体験ができますが、スペースの都合上すべての企業が実施できるわけではありませんし、参加者の制限がある場合もあります。

オンライン展示会の参加者は自宅や病院・施設から参加するため、体を動かしやすい環境にいる場合が多いです。

ライブ配信を利用することで、オフラインの展示会よりも余裕を持って体操やストレッチプログラムを体験することができます。

食品のデータがすぐにわかる

食品の成分や含有量、どのような効果が期待できるのかなどのデータをオンライン展示会なら簡単に表示できます。

例えば、成分情報に効果や効能を紹介するページのリンクを埋め込むとワンクリックで情報を知ることが可能です。

バーチャル試着ができる

AR（拡張現実）機能を利用するとバーチャル試着ができるようになります。

ARは実際の景色に商品情報を投影することです。

つまり、実際の人物にAR化されたスポーツウェアなどを投影することで試着したような体験ができます。

利用者と一緒に展示会に来場できる

オンライン展示会は施設や病院、自宅などから来場します。そのため、利用者と一緒にオンライン展示会に来場することも可能です。

利用者と一緒に来場することで、「この機器が良さそうだから試してみたい」「こういう機器があるけど試してみたいですか？」といったやり取りもできます。

オンライン展示会でなくても機器を紹介する動画を見せることはできるかもしれませんが、利用者と一緒にオンライン展示会のデモンストレーションをみたりできるのは大きなメリットといえるでしょう。