「Web展示会とオンライン展示会は違うの?」
「オンライン展示会とオフラインの展示会はなにが違うのか分からない」
近年、急速に盛り上がりを見せているオンライン展示会ですが、オンライン展示会についてよくわかっていない方は多いかもしれません。
この記事では、オンライン展示会についてよく知らない方でも特徴がわかるように詳しく解説します。また、実際の展示会場で開催されるオフラインの展示会との違いも紹介しています。
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Contents
Web展示会とオンライン展示会は同じ意味
Web展示会とオンライン展示会は、どちらもインターネット上で開催される展示会という意味です。
「バーチャル展示会」や「インターネット展示会」などと言われることもありますが、意味することはすべて同じです。
当メディアでは、インターネット上で開催される展示会を「オンライン展示会」としています。
オンライン展示会でできること
実際の展示会場などで開催されるオフラインの展示会と比較して、オンライン展示会ならではの主なメリットは5つあります。
- 出展企業や参加者の場所を問わない
- 早朝や深夜でも展示会を開催できる
- 見込み顧客の情報を収集できる
- 出展に関する費用を安くできる
- 商品やサービスの情報を伝えやすい
それぞれの特徴を詳しく解説します。
出展企業や参加者の場所を問わない
オンライン展示会はインターネット上で開催されるため、インターネットが繋がっている環境であれば全国や海外からでも出展や参加ができます。
これまでのオフラインの展示会は、企業の多さと来場のしやすさから都市圏で開催されることが多いです。
そのため、地方や海外在住の企業や参加者は展示会に興味を持っていたのに来場できないケースがありました。
オンライン展示会は自宅やオフィスからでも来場できるため、出展企業や参加者はオフラインの展示会よりも来場しやすくなったといえるでしょう。
早朝や深夜でも展示会を開催できる
幕張メッセや国際展示場などの会場をレンタルするオフラインの展示会では、開場時間が決められています。
ほとんどの場合は、10:00~18:00となっており平日開催の場合は有給を利用するか出張として参加しなければいけませんでした。
オンライン展示会なら展示会開催期間中はいつでも来場できます。また、プラットフォームによっては開催期間が決められてない場合もあります。
そのため、オフラインの展示会では会場が閉まっている時間帯の早朝や深夜でも来場ができます。
見込み顧客の情報を収集できる
オンライン展示会は見込み顧客の情報を収集しやすいです。
例えば、自社出展ブースの来場者の年代・職種・メールアドレスなどの個人情報や、どの展示物に興味を持っているのか、またオンライン展示会来場者全体のデータなども収集できます。
とくに自社ブースの来場者は顧客になる可能性が高いので、積極的にアプローチをするといいでしょう。
出展に関する費用を安くできる
オンライン展示会はオフラインの展示会よりも出展に関する費用を安くできます。
以下はオンライン展示会でコストカットできる例です。
- 出展費用
- 搬入費用
- ブースの装飾品
- 運営スタッフの人件費
- 宿泊費や交通費 など
オンライン展示会でも出展費用がかかるプラットフォームがありますし、少数とはいえ運営スタッフが必要になります。
しかし、オフラインの展示会と比較するとこれらのコストがかなり低くなります。
商品やサービスの情報を伝えやすい
オンライン展示会の方がオフラインの展示会よりも商品のことを伝えやすいです。
オンライン展示会で有効なコンテンツが説明動画です。
展示会で資料を読んだり説明を受けたりするよりも、動画の方が自分のペースで再生できるため参加者は理解しやすいです。
オンライン展示会でできなくなったこと
オンライン展示会は出展企業と参加者が直接会話することはありません。
そのため、オフラインの展示会では可能でしたが、オンライン展示会ではできなくなったことがいくつかあるので解説します。
Push(プッシュ)営業
Push(プッシュ)営業とは、文字の通り押す営業です。
オフラインの展示会の場合は、ブースの近くにいる人を呼び込んだり会場の入り口などでチラシを配り声をかけるといった営業ができました。
しかし、オンライン展示会では出展企業側から声をかけることができないため、プッシュ営業とは逆の受け身の営業、「Pull(プル)営業」になります。
展示会ならではの雰囲気や体験
オフラインの展示会は、多くの企業や沢山の参加者、派手な装飾や豪華なステージなどがあり、お祭りのような独特の雰囲気があります。
この雰囲気を味わいたいから展示会に出展している企業や来場する参加者は多いかもしれません。
しかし、オンライン展示会の場合は自宅やオフィスから参加することになるため、独特な雰囲気を体験してもらうのが難しいです。
その場で商談成立が難しい
オフラインの展示会の出展ブースには商談スペースが用意されており、その場で商談が成立することもあります。
オンライン展示会でも商談スペースを用意することができますが、実際に手に取らないと購入するか決められない商品を取り扱っている場合は、その場で商談成立するのは難しいでしょう。
オンライン展示会でできないことが気になる場合はハイブリッド出展も
ハイブリッド出展とは、オンライン展示会とオフラインの展示会の両方に出展することです。
2020年から世界的に流行している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により、毎年開催されている展示会が中止になるケースもあります。
そのため、とくに展示会を商品紹介の場として重要な役割を持っている業界はオンライン展示会に出展するのがおすすめです。
しかし、オンライン展示会でできないことが気になるという方もいるかもしれません。
そこで、おすすめなのがひとまずオンライン展示会に出展し、オフラインの展示会の準備をしながら様子見をすることです。
オンライン展示会にはオフラインの展示会にはないメリットがあります。
費用の問題もありますが、オンライン展示会かオフラインの展示会のどちらに出展するかお悩みの方はハイブリッド出展がおすすめです。
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