集客に成功してイベントも成功へと向かうと、自社が提供する製品やサービスに注目が集まり、業績も右肩上がりになることがあります。
しかし集客イベントの担当者は、
「どのように集客すればいいかわからない」
「集客で一番大切なものは何？」
上記のようにイベント集客についてよくわからないという方もいるかもしれません。
イベント集客におすすめな手法を成功事例を交えて解説していくので、集客に悩んでいる担当者の方はぜひ参考にしてくださいね。
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Contents
まずは企業向け集客イベントの種類を覚えよう
イベントの集客方法を知る前に、まずは企業向けの集客イベントの種類を理解しておきましょう。
イベントには様々なものがあり、種類によって集客のアプローチ方法も異なりますので、自社のイベントと照らし合わせながら見ていきましょう。
知識人によるセミナーや講演会
業界の知識人やインフルエンサーを会場に招いて、セミナーや講演会を行うイベントです。
企業向けイベントとしては数多く開かれているイベントの種類で、社員が登壇し講師となる場合もあります。
セミナーや講演会を開くことによって、自社社員の育成につながるだけでなく、新規顧客を獲得しやすいなどのメリットがあります。
専門知識を持った専門家や影響力を持ったインフルエンサーが登壇することにより、企業に対する信頼度や知名度もアップするでしょう。
自社商品やサービスの展示会・PRイベント
自社の新商品やサービスを顧客または新規顧客に向けて発表する展示会です。
展示会は自社だけで行う場合もあれば、同業他社が集まる大規模な展示会イベントもあり、各ブースに分かれて展開するのが特徴的です。
展示会をすることで商談の機会を獲得できたり、新規顧客を獲得できるメリットがあります。
商品を直に見てもらう、体験してもらうことによって、サービスや商品の認知度の向上につながるのです。
イベントの集客を増やす際は「目的」と「ターゲット」を明確にする
企業向けイベントの集客を増やし成功させるためには、「目的」と「ターゲット」を明確にしておく必要があります。
イベントの計画、企画の段階で「何のためにイベントを開催するのか」などの目的や、「どんな人に来てもらいたいか」などのターゲットをしっかりと明確にしておくことが大切です。
目的とターゲットを明確にしないままイベントを開催しようとしてしまうと、イベント自体の意義自体が不明瞭となってしまい、結局集客に失敗し不甲斐ないイベントとなってしまう可能性があります。
企業向けイベントの種類は豊富で様々な目的・ターゲットがあると思います。イベントごとに時間をかけて目的とターゲットをしっかりと設定することを意識しましょう。
イベントの集客におすすめの手法3選
イベントで集客を増やすためにおすすめの手法を3つご紹介していきます。
目的・ターゲットを明確にしたら次に「集客のための手段」を決めましょう。
これからご紹介する3つ全ての手法を使って集客するとより効果的です。
それぞれの手法のメリットや特徴などを解説します。
SNSの活用
現代のマーケティング手法（集客手段）として無くてはならないものとなっているSNS。
イベントで集客を増やして成功させるためには、SNSの活用は必須といえるでしょう。
TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSを活用することで、ユーザーからユーザーへと拡散されることが期待できます。
企業の公式SNSなどがある場合は、告知という形で定期的に発信することはもちろん、普段からターゲットに向けた有益な情報を発信し続けることで、イベントの際などにかなりの集客効果が期待できるでしょう。
Webサイトでの告知
Webサイトでの告知もイベント集客を成功させる上で重要な手法の一つです。
別名SEO対策ともいうWebマーケティングにおいて基本的な手段で、自社のWebサイトで商品に関する情報やサービスに関する情報を交えた情報発信を継続的に行うことで、Googleなどの検索エンジンで自社サイトが上位表示される場合があります。
そこでイベントがある場合にしっかり告知を入れておくことで、検索によって訪れたユーザーへの認知度向上へとつながります。
SNSの活用に比べると集客効果を実感するには時間がかかりますので、SNSと併用しながら情報発信することをおすすめします。
メルマガやDMなどでの告知
メルマガやDMでの告知は新規顧客ではなくすでに商品を購入してくれている、サービスを利用してくれている既存顧客に向けて集客効果が見込めます。
顧客リストを作成し、設定したイベントの目的とターゲットに合った顧客に一斉にメルマガ・DMを送ることによってアプローチできます。
顧客側のニーズをしっかり満たすことができるイベントの内容ならば、DM1通、メルマガ1通で興味を示してくれる可能性がありますので、普段から顧客リストを細かく管理しておくことが大切です。
イベントの集客を成功するために意識する3つのポイント
イベントの集客を増やすために行う手段をご紹介してきましたが、ここからはイベントの集客を成功するために意識する3つのポイントをご紹介していきます。
参加条件は明確かつ簡潔にしておく
一つ目のポイントは「参加条件の明瞭化・簡潔化」です。
イベントの参加条件が細かかったり、詳しく明記されていなかったりすると、イベント参加へのハードルが上がってしまい、集客に繋がらなくなってしまいます。
イベント開催を決定したら、
- 開催日
- 募集人数
- 参加費
- 開催場所
- 参加要件
など各種項目をしっかり告知の際に明記しましょう。
その際に参加要件が細かく複雑になっていると参加者のハードルを上げてしまう事になってしまうので、できるだけ簡潔に、わかりやすい内容にしましょう。
他のイベントと差別化する
企業向けのイベントというのは連日様々なジャンルのイベントが開催されています。
同業他社で開かれているイベント内容を逐一チェックし、そのイベントと開催しようとしている自社イベントと「何が違うか」を明確にしておきましょう。
自社イベントでしか得られない何かや、他社と差別化できるような部分があれば告知の際にも訴求しやすいですので、イベント企画の段階で周りと差別化できているかどうかをチェックすることが大切です。
ターゲットを明確にし正しいアプローチ方法をとる
本記事ではイベント集客のコツとして「目的とターゲットを明確にする」ことが大切だと解説してきました。
特にターゲットを明確にしておかないと、集客の際に間違ったアプローチ方法をとってしまう可能性があります。
例えば顧客リストの中からDMを送る際に、一斉送信という形で全員に送ってしまうと、イベントの趣旨に合わないターゲットの顧客にも送信してしまいます。
ただ数を打てばいいというわけではなく、ターゲット層に合った正しいアプローチ方法をとることが、告知をするうえで大切なポイントとなるのです。
イベント集客の成功事例
ここからはイベント集客でどのような手法を使ってどのようなアプローチをして成功したか、その成功事例を見ていきましょう。
成功事例を参考にすることで、自社イベントの集客も増やすことができ、成功に導くことができるかもしれません。
天然石販売企業の展示会イベント
海外から輸入した高級天然石を販売する企業が、「天然石展示会イベント」で出店するという場合の成功事例です。
こちらの企業では新規顧客へのアプローチよりも既存顧客へのアプローチに重きを置き、過去に自社で天然石を購入してもらった顧客リストをもとに、購入価格・頻度が高い「天然石マニア」にターゲットを絞り、DMを送りました。
すると展示会当日は、新作の天然石を一目見ようと多くのユーザーが訪れ、イベントは大成功に終わりました。
天然石のようなマニアックで高級なものの展示会となると、新規顧客にはハードルが高いイベントとなるので、いつも購入してもらっている既存顧客にのみにターゲットを絞り告知したことで集客を成功させたという事例です。
インフルエンサー登壇の講演会
人気のビジネスインフルエンサーが登壇し、現代の「マーケティング手法」や「個人で商品を売る力」などの内容の講座を開く講演会。
企業の信頼性や知名度をアップさせるために開いたこのイベントの集客を成功させるために、告知はSNSに絞って行いました。
登壇されるビジネスインフルエンサーのフォロワーをチェックし、どんな内容の情報を好むか、他にもどんな人をフォローしているかなどを分析し、SNSにてターゲットに特化した情報発信を実施。
イベントの告知と共に有益情報や講演内容を一部公開することによって、ターゲットに対する興味を一層引き立てることに繋がり、多くの企業が講演への参加を希望しました。
上記のようにSNSをしっかり分析し、活用することによって広い地域・ユーザー層へと告知を成功させられるのです。
まとめ
イベント集客を成功させるための手段やポイントを解説してきましたが、まず大切にしなければならないのはイベントの目的・ターゲットを明確にしておくことです。
そうすることで告知の際もどのようなアプローチをすれば成功できるかなど、正しいステップを踏むことができるので、まずはイベントを企画段階で方向性をしっかり確立させておきましょう。
イベント集客にはSNSやDM、Webサイトの活用など様々な手段があります。自社が開催するイベントに合った正しい方法で、イベントを成功に導きましょう。
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