「無料でウェビナーを開催したい」
「サポート体制が充実しているプラットフォームにしたい」
このような考えを持っている方は、Webexがおすすめです。
Webexは無料でウェビナーを開催できますし、世界的なネットワーク機器開発会社のグループ会社が運営しているだけあり、サポート体制が充実しています。
この記事では、Webexの料金プランなどの特徴、準備から開催までの手順を解説しています。
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Contents
Webexとは
Cisco Webexは2007年に世界最大のコンピューターネットワーク機器開発会社のシスコシステムズ(Cisco Systems)に買収されて子会社になりました。
オンラインミーティングツールはZoomが有名ですが、じつはZoomはWebexの開発陣が独立して誕生した経緯があります。
そのため、操作感やできることがZoomとよく似ており、初めてウェビナーを開催する方でも簡単に操作できます。
Webexの料金プラン
Webexの料金プランは、「無料」「Starter」「ビジネス」「Enterpriseプラン」の4種類あります。
それぞれの特徴を表にまとめたのでぜひ参考にしてください。
プラン名 | 月額料金 | 主催者数 | 参加人数 | 開催時間 | 録画 | チャット |
無料 | 0円 | 1人 | 最大100人 | 最大50分 | ○ | ○ |
Starter | 1,490円 | 1~50 名 | 最大150人 | 24 時間 | ○ | ○ |
ビジネス | 2,980円 | 1~100 名 | 最大200人 | 24 時間 | ○ | ○ |
Enterprise | 担当者に確認 | カスタマイズ可能 | カスタマイズ可能 | 24 時間 | ○ | ○ |
無料プランでもウェビナーを開催できますが、開催時間が短く参加人数も少ないです。
大規模のウェビナーを開催したい場合は、「Starter」か「ビジネス」がおすすめです。
Webexの特徴
Webexの特徴やメリットは5つあります。
- メールやサイトをカスタマイズできる
- クリックでイベントを録画できる
- 認定プロデューサーがいる
- 小会議室などでブレイクアウトセッションができる
- 投票機能やスレッド付きQ&A機能がある
- サポート体制が充実している
それぞれを詳しく解説します。
メールやサイトをカスタマイズできる
ウェビナーは案内メールやサイトを見て視聴したいとユーザーに思ってもらわないといけないため、決まった内容のメールを送るのではなくユーザーにリーチするような内容にしなければいけません。
Webexは、HTML形式のメールとプレーンテキスト形式の2タイプのメールテンプレートを編集できます。
また、サイトの外観などのカスタマイズが可能で、ウェビナーの内容に合ったデザインのサイトを作成できます。
1クリックでイベントを録画できる
ウェビナーは録画するのをおすすめします。
録画しておくと視聴者はあとから見返すことができますし、ウェビナーに参加できなかったユーザーにも見てもらうことができます。
画面下部に録画ボタンがあるので、ボタンをクリックするだけで録画が開始される非常に簡単な仕組みになっています。
認定プロデューサーがいる
「WebEx Assist プロデューサー」というWebexの認定プロデューサーがイベントやセミナーのレベルを上げてくれるサービスがあります。
イベントの計画から参加者の管理までサポートを受けられるので、初めてウェビナーを開催する方でも安心できます。
また、セミナーやイベント開催期間中はリアルタイムでサポートを受けられるのも心強いです。
小会議室などでブレイクアウトセッションができる
ウェビナーは登壇者から視聴者に対して一方通行のコミュニケーションになってしまいます。
しかし、Webexでは小規模のオンラインミーティングルームを利用できます。小会議室ではディスカッションをしたり質疑応答をしたりすることが可能です。
投票機能やスレッド付きQ&A機能がある
ウェビナー開催中に視聴者とコミュニケーションを取りたい場合は、投票機能やQ&A機能を利用するといいでしょう。
例えば、投票機能を利用して視聴者の希望に合わせてセミナーの内容を一部変更したり、理解度を確認するといった使い方もできます。
サポート体制が充実している
Webexのカスタマーサポートは24時間体制で世界中をリモートサポートしています。
また、サイトやメールのリンクをクリックするだけで、どのようなサポートを必要としているのかがカスタマーサポート担当者に届けられるため、素早いサポートを受けられるようになっています。
Webex開催時のそれぞれの役割
Webexは役割を「主催者(ホスト)」「パネリスト」「プレゼンター」「視聴者」「投票担当者」「代理主催者」の6つに役割を分けられます。
セミナーに関するさまざまな権限を持つ役割
- ウェビナーの開始、終了
- パネリストの権限の付与
- ブレイクアウトセッションの管理
- ウェビナーの録画 など
主催者のアシスタントとしての役割
- 公開する資料などのアップロード
- チャットやメッセージの返信
- 投票の集計 など
登壇者や司会者の役割
- 発表権限
- 発表権限を受け渡す など
投票の設問作成、集計などの役割
- 投票機能のみ
主催者が退出した場合に主催者の権限を持つ役割
- ウェビナーの開始、終了
- パネリストの権限の付与
- ブレイクアウトセッションの管理
- ウェビナーの録画 など
一般の参加者
- セミナーや講演の視聴
役割はさまざまありますが重要な役割は、「主催者」「パネリスト」「プレゼンター」の3つです。
ウェビナーを開催する前に、誰がどの役割を担当するのか決めておきましょう。
Webexでウェビナーを開催するまでの手順
Webexでウェビナーを開催する手順を準備から開催までを順を追って解説します。
- Webex Eventsの権限を持つアカウントでログイン
- サービス一覧のメニューから「イベントスケジュール」を選択
- パスワードや開始時刻などの情報を記載
- 右下にある「イベントスケジュール」をクリックして準備完了
- Cisco Webex Eventsのツールを開き「イベント」タブを選択
- 「ライブ配信を開始」をクリック
※時間に余裕があれば「練習セッションを開始」であらかじめカメラやマイクのテストをするのをおすすめします
ウェビナー開催までの手順は以上のとおりです。
細かく解説したため、ややこしいと思われる方もいるかもしれませんが、非常にシンプルなのでウェビナーになれてない方でも安心して始められます。
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