事業者にとって売上台帳の作成は非常に重要です。毎年の確定申告や、各種給付金を申請する場合には必ず作成が必要ですが、作り方がよく分からないという方もいらっしゃるかもしれません。
日々の収支の記録を確実にできていれば、売上台帳を作ることはそれほど難しいものではありません。
この記事では、売上台帳の役割と、その作成方法について解説します。
作成する時の注意点もご紹介しますので、参考にしてください。
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Contents
そもそも売上台帳とは
売上台帳とは、事業者が日々の取引による売上を記録する帳簿の事です。
売上が発生したもの全てについて、「いつ」「誰に」「何を」「いくらで」売ったのか記録しなくてはいけません。売上台帳には売上のみを記載し、支出項目は書きません。
売上台帳は毎日の収支の記録とは別で作成するもので、提出が求められるのは次の2つの場合です。
確定申告に必要
毎年2月中旬~3月中旬に確定申告の提出をしなくてはいけませんが、その際に売上台帳は必ず添付する必要があります。
白色申告・青色申告のいずれの場合でも必要となる書類で、作成後保存期間は5年もしくは7年と定められています。
給付金申請に必要
2020年新型コロナウィルス感染症拡大により、給付金を支給する制度が設けられました。
経済的に大きな影響を受けた事業者に向けて事業継続や再起に使える、「持続化給付金」や「家賃支援給付」などがこれにあたります。
2022年はこの2つの給付金申請は終了していますが、新たに「事業復活支援金」の申請受付が開始しました。
給付金申請の際も売上台帳の提出が必要です。申請時には次のことに注意して売上台帳を添付しなくてはいけません。
- 基本的事項(対象月、日付、商品名、販売先、販売金額、合計金額等)が記載されていればフォーマットの指定はない
- 経理ソフト等から抽出したデータ、エクセル、手書き売上帳のいずれでも良い
- 基本的事項が記載されていれば書類の名称が「売上台帳」でなくても良い
- 対象月の月間個人事業収入であること及び対象月の月間個人事業収入の合計額が明記されている資料添付が必要
- 対象月の売上額が0円の場合は、[0円]であることを明確に記載する
売上台帳の作り方を3つ解説(※会計ソフト、Excel、手書き)
売上台帳の作成には特に決まったフォーマットはありません。
作成するには、会計ソフト・エクセル・手書きの3つの方法があります。
それぞれの方法について具体的に解説します。
会計ソフト
日々の収支記録を会計ソフトで行っている場合、売上台帳を自動で作成することができます。会計ソフトであれば転記漏れなどもないため、確実な資料作成が可能です。
最近では、スマホでの入力もできる会計ソフトが多数出ていて、初心者でも利用しやすいのが特徴。
入力や提出用資料の作成が比較的簡単にできるソフトをご紹介します。売上台帳の作成だけではなく、確定申告の提出書類の作成も簡単にできて非常に便利です。
freee(フリー)
「freee会計」はオンライン上で使用できるクラウド型の会計ソフトです。
データ取り込みや仕分けの自動化が可能で、ガイド付きで操作できるため、会計知識がなくても使いやすいのが特徴です。
最大30日無料で利用することができます。
マネーフォワードクラウド会計
「マネーフォワードクラウド会計」もクラウド型会計ソフトです。
銀行口座やクレジットカードとの連携はもちろん、他の決済サービスやクラウドソーシングとの連携も可能です。
月額800円~と低価格から利用できます。
弥生会計
「弥生会計」は、クラウド型とインストール型の2種類のサービスが提供されています。
クラウド型のセルフプランは最大1年間無料(次年度~8,000円)での利用が可能です。
サポートが充実している、トータルプラン(初年度 10,000円/次年度~20,000円)であれば、業務相談もできます。
フリーウェイ経理Lite
「フリーウェイ経理Lite」は完全無料で利用できる会計ソフトです。
無料版でも豊富な機能が使用でき、期間の制限がありません。有料ユーザーになれば、自動仕分け機能や操作のサポートも受けられます。
Excel
売上台帳はExcelで作成することも可能です。Excelが無いという方は、Googleスプレッドシートやその他の表計算ソフトで作成しても問題ありません。
Microsoftからは売上台帳のテンプレートも無料配布されていますので、これを活用しても良いでしょう。他にもテンプレートがダウンロードできるサイトがあります。どれを使っても問題ありません。
手書き
売上台帳はパソコンで記録されたものである必要はありません。月の売上がそれほど多くない場合は手書きで作成しても良いでしょう。
無地のノートに自分で線を引いて記入しても良いですが、売上台帳用のノートも販売されています。
記入する項目が分かりやすいのでぜひ活用してください。
売上台帳に必ず書かなければいけない内容
売上台帳に決められた形式はありませんが、必ず記載しなければいけない項目は決められています。
- 売上計上月(売り上げた月)
- 売上日
- 取引先、販売先
- 商品名、売上内容
- 売上金額
- 売上合計金額
記載の順番に決まりはありませんので、これらが分かりやすく表示されていれば問題ないでしょう。
記載漏れがある場合、書類不備として申請の却下や申告の再提出となります。不備がないようによく確認することが重要です。
売上台帳作成時の注意点
確定申告の場合も各種給付金申請の場合も、作成する際に気を付けなくてはいけない事があります。
ここでは、注意点を2つお伝えします。
記載漏れを防ぐ
売上台帳を作成する時に最も気を付けないといけないのは、記載漏れの無いように書くことです。
前述した項目を全て書くことはもちろん、売上が発生したものを書き忘れてはいけません。
売上台帳の記載内容は税務調査が入った際にチェックされます。
任意の税務調査は、脱税等の疑いがない場合も対象となる事があります。
抜け漏れが発覚すると、その後の税務調査が厳しくなるかもしれません。
記載忘れがないように事前にしっかり記録し、提出前にも確認することが重要です。
給付金申請の際の注意点
給付金や支援金を申請する際には次のような不備が注意点として挙げられています。
- 申請画面で入力した内容と、売上台帳の内容が異なる(売上高、対象年月が一致していない等)
- 売上台帳ではない書類を添付している(勤務日報、通帳の入金記録、請求書等)
- 今年の対象月の台帳ではなく、昨年の売上台帳を添付している
- 添付された売上台帳の月が対象期間外(今年ではない、申請日よりも未来の月など)
売上台帳が不正確で、申請との整合性が取れない場合、申請却下される可能性が高くなります。
また不正受給を疑われないためにも、提出前にしっかりと確認してください。
まとめ
売上台帳は、売上をまとめて記載した帳簿の事です。売上をすべて記録していればフォーマットに決まりはありません。
作成は会計ソフトやExcel、手書きなどご自身がやりやすい方法で行ってください。テンプレートなども使って、効率的に作成するのが良いでしょう。
記載に不備があると、確定申告での再提出や給付金の申請に通らないなどの可能性が発生してしまいます。この記事を参考に、正確な売上台帳作成するといいでしょう。
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